会社帰りのトレイルラン in 高尾山

金曜日の夕方。
仕事を少し早めに切り上げ、着いた先は京王線の終点「高尾山口駅」。
takao

夜の高尾山は非日常世界への入り口。
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クラークケントよろしく、トイレで変身。
changetakao

昨年末から取り組んできたサブ3狙いのロード走り込み。先日のかすみがうらマラソンでレースもひと段落したので、ひさしぶりに夜の山を楽しみにやってきました。
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高尾山~陣馬山(28㎞)のハイキングコースは道が整備されていてとても走りやすいコース。しかし、週末はハイカーでごった返すのでとてもトレランするような山ではありません。そんな超メジャーな山も、夜なら貸し切り状態で思う存分走り回れます。終電までの猶予は5時間。2年前に走力サブ4ぐらいの時で片道2時間半だったので、今回は夜ですがまあなんとかなるでしょう。

暗くなる前に下山しようと足早にすれ違うハイカーをしりめに、1号路から高尾山山頂を目指します。夕暮れ時の物悲しい山の雰囲気もまた好き。

18時半高尾山山頂。麓からここまでの30分は足慣らし。ここからトレイルの始まり。
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すでに辺りは薄暗く、ヘッドランプ、腰ライト、ハンドライトを点灯。今回新たに導入したハンドライトのテストを兼ねてましたが、光量・拡散具合ともに最高のライトでした。後日レビューします。
なにもそこまで明るくしなくても十分走れるのですが、単独でのナイトランは余計な事を考えないように、とにかく明るくがポリシー(笑 高尾山ではコース上にネコを見かけますが、だいぶ遠くからでも認識できるほど。

城山 → 景信山と順調でしたが、ふと足元が暗いなと思って見ると腰ライトが電池切れ寸前。前回の電池交換後にほとんど使っていなかったのでまだいけるだろうという考えが甘かった・・・。まあ2灯あるし。
景信山を過ぎると雨がぱらつき始め、周囲は霧に包まれます。先へ進むごとに霧は深くなり、気づけば視界は10m程度。こうなるとヘッドライトの拡散光が視界を真っ白にして邪魔するため、ハンドライトだけが頼りです。

深い霧に包まれた陣馬山到着。
jinba

麓からここまで2時間弱。半年ぶりのトレイルですが、衰えてはいないようです。おそらくテクニックはにぶっていますが、その分をスタミナが補完しているのでしょう。視界のきかない陣場山山頂には長居無用。ジェルを補給して足早に折り返します。

景信山に着くころには霧も晴れて視界はクリアに。都心方面が綺麗に見えました。
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ここでヘッドランプがまさかの点滅・・・バッテリー残量わずかのサイン。ハセツネ以来のナイトトレイルで操作ミス。どうやら1.5時間しかもたない全開モードで使っていたようです。さすがにこの闇夜をハンドライトのみは心細すぎる。。
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帰りは5号路(稲荷山コース)から高尾山口駅を目指します。すると正面からこちらへ向かってくるライトが。こんな時間に同じようなことをしている人がいるとは。すれ違いざまに話すと、高尾山口~高尾山山頂を8往復目だとかw なるほど、陣馬山まで行かなくてもこの方が安全にナイトトレイルを楽しめそうです。

最後の最後でアクシデント発生。ゴールまで残り3㎞地点で、木の根に左足をひっかけてそのまま転倒。その際に左ひざを地面から飛び出した木に強打します。あまりの激痛にしばし悶絶。ハンドライトのみはやはり足元が暗くてムリがありました。左足が痛むためとても走れる状態ではなく、かばいながらなんとか下山。ゴール直前でホントよかった。痛みと出血はありますが、まあ強めの打撲でしょう。
キャプチャ

駅で再び日常モードにチェンジ。
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【今回の補給】
・ハイドレーション(水)500ml
・フラスコ(メダリスト)250ml × 2
・ジェル1本
・アミノバイタル1本

ロードと違ってトレイルの30kmは足への負担も少なくちょうどいい距離。今回は転んで負傷しましたが。。
新宿からたったの1時間。いつもと違う世界を体感したい方は高尾山でナイトトレイルおすすめです。夜の山なので最低限の装備はお忘れなく。

金曜夜の電車内はどの顔も酔って気持ちよさそう。そんな酔っ払いに囲まれながら日常に戻ったことを実感。
明るく空調の効いた車内でうたた寝しつつ、帰途につきました。

2016-04-23 00.04.10
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