師走の迫る週末、初めて駅伝に出場しました。
所属しているクラブで故障者が出てしまい、代走という形で任されたのはトップバッター。プレッシャー感じまくりで臨んだ初駅伝の模様を振り返ります。
皇居忘年駅伝
今回参加したのは皇居忘年駅伝。皇居一周(5km)×4名でつなぎます。主催は東京走友会連合で、あちこちにJAAFのジャケットを羽織った方々が。荷物のまとめ方からコースの横断ルールなまでうるさいぐらいにしっかり運営されてます。
初めて知ったのですが、1区を走るランナーは審判にゼッケンとタスキを見せて点呼(コール)しなければならないのです。知らずに隅でストレッチしていたら呼ばれてしまいました。
ルールが厳しいと時にわずらわしさを感じるときもありますが、そのおかげで競技に集中できることを思うとありがたいこと。
目標18分台でレーススタート
これまで何度も走ってきた皇居ですが、本気で走るのは今回が初めて。入るペースがわからず不安はありますが、タイムアタックもかねてとにかく全力で行くことにします。km3:50以内で走るとして、あわよくば18分台が目標です。
一般の部は50チームぐらい。3列目に位置取りしたのでスタートロスはほとんどなし。
「位置について」のかけで声レーススタート!
アクセル全開で入ると、トップ集団が思ったよりも離れていきません。時計を見ると現在のペースkm3分20秒。これはさすがに突っ込みすぎなので少し調整。トップランナーの背中はすぐに見えなくなりました。
大手町に入ると上りで自然にペースダウン。それまでkm3分後半だったのが、km4:10まで落ち込みます。これでもサブ3ペースは上回っているのですが、いかんせん周りのランナーが早いせいで徐々に離されるのがもどかしいのなんの。
坂を登りきると、それまで軽快だった足が回らなくなり、腰の落ちた走りに。それでもkm3分後半を維持できたのは下り坂のおかげ。桜田門までの下りで2名にパスされました。
門をくぐってラストスパート。20位ぐらいでタスキを繋ぎました。
1km:3:38
2km:4:02
3km:4:16
4km:3:53
5km:3:29
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Total:19:21
あわよくば18分台と思っていたのですが、今の実力を考えると妥当な結果。
1区なので少しでも早くタスキを繋ごうとがんばれた気がします。タスキがなかったら坂を下りきったところでペースを落としていたかも。
駅伝走って感じたこと
初めて駅伝に参加して感じたのが、5km走とフルマラソンではペースはもちろんのこと、走るフォームだって違うのでもはや別物。駅伝で求められるのは絶対的なスピードなので、今の自分にそれが足りてないことを痛感しました。息はあがっていないし、これでもかというぐらい足の回転を上げても前を行くランナーがジワジワと離れてゆくんですから。で、早い選手の走りを後ろから見ていると、腰が高くてストライドも広い。しっかりと腕を振っていて、とにかく走りにパワーがあるのです。対して自分の走りはドスドスした感じ。全然エコじゃない走りだなと感じながら走ってました。
早い選手とほんの少しですが並走してみていろいろ課題が見えてきたのは大収穫。インターバルやウィンドウスプリントでは彼らのフォームを意識してみることにします。
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