第9回足立フレンドリーマラソンレースレポ

その名はよく耳にしていましたが、今回初参戦となった足立フレンドリーマラソン。ポイント練習を兼ねた追い込みのつもりで走ってみたらハーフ自己ベスト更新と出足は快調!ズームヴェイパーフライ4%の凄さを存分に思い知った、そんなレースをレポ。


会場入り

どんより曇り空でしたが雨は降っていなかったので自宅から18kmをロードバイクで向かいます。わざわざそんな体力消耗するような事しなくてもとは思いつつ、2月のメインレース以外はすべてが練習なので気にしない気にしない。昨日も普段通りインターバル走してます。

ゼッケンは事前配布だし、プログラムにはスタート5分前までに整列してくださいなんて緩い感じで書かれてたもんだからよくある河川敷の草レースを想像していたんです。ところが会場ついてみたら全然規模が大きくてビックリ。慌てて着替えてトイレ待ち。これが長蛇の列でスタート10分前でも先はだいぶ長そうだったので諦めて離脱。1時間半なのでガマンしよう。。

特にブロックの指定はなく自己申告制だったので80分~89分のブロックに並びました。前にもう1ブロックあってスタートラインからはけっこう後ろの方。フルだと一番前のブロックが当たり前になってましたが、ハーフだと実力的にこの辺なんでしょう。ズームヴェイパーフライ4%を使った初めてのハーフなので靴紐の締め具合を何度も微調整しながらスタートを待ちます。

スタート~10km

号砲でいつものように計測マットまでの秒数を頭の中でカウントしてたら、真後ろでイチ、ニイ、サンと声に出す人がいたので乗っからせてもらったら20秒といつもの倍近いロス。しゃあない、序盤の数kmで突っ込むか!なんて気合いを入れてたんですが、窮屈な状態が一向に解消せずペースを上げられない。道の両側には応援してくれてる人がいて端からかわすこともできずヤキモキしながら距離だけが増えていく・・・ナニコレ。Garminが通知したLAPタイムはkm/4’11。クソー!スタートロスと合わせたら30秒ちかい遅れで出だしは最悪です。。

2kmぐらいから混雑状態がだいぶバラけてようやく自分のペースで走れるようになってきた。ヴェイパーの飛ぶような推進力が気持ちよくて身を任せていたら、ペースはやや飛ばし過ぎのkm/3’50でしたが不思議とまったく息苦しくありません。ここまでの遅れを取り戻すためにはこの先1kmあたり2秒短縮しなければならず、ならばとペースは抑えずこのまま行ってみることに。
ドフラットなコース&低気温&無風に加えて最強シューズとなれば今日は何があっても自分に一切言い訳ができない絶好のチャレンジデイ!

心拍数は175~180でいつもの調子だけど、ペースだけが10秒早く走れているのはこのシューズのおかげ??重心を前気味にしてフォアフット(実際はミッドフット)着地を意識しながらの巡航モードでラップタイムは安定してました。

11km~Goal


折返してスタート地点に戻ってきた。両側から声援受けて元気もらえます。
突っ込み過ぎたランナーが落ち始めるのはこのあたりから。それまで同じ顔ぶれだったのが、一人また一人と脱落していく。フルマラソンでいうところの30km過ぎに当たるでしょうか。ここからペースアップする選手は稀で、ペースを維持できていれば落ちてくる選手を次々と拾える展開。自分が抜かれる時も同様で、単にペースダウンしてることがほとんど。フルとは違う難しさがありますな。

このコース唯一の土手への上りでは失速するランナーを抜きつつどうにか3分台を維持。足に疲労はないものの、徐々に息苦しくなってきて序盤の飛ぶような走りは失われてきます。気づくとフォームも前傾ではなく腰が落ちていつものヒール着地気味。そうなるたびに「前傾、フォアフット!」と何度も反芻しながらフォームを矯正してました。疲労が出てくるとどうしても自分にとって一番楽な姿勢で走ってしまう。このフォーム矯正効果を感じられる場面がけっこうあって、それまで真横で並走してたランナーがある時すっと後ろに下がる(おそらく自分がコンマ何秒かペースアップ)ことがあるんです。じゃあそのフォームで走り続けたらいいじゃないってなるんですが、疲労の出た状態で前傾姿勢を保ち続けるのがとにかく難しい。

しっかりしたフォームで走れていたなと思えるのは15kmぐらいまで。ラップタイムで見るとそこまで落ち込んでいませんが、後半は半分惰性で走ってた気がする。見方を変えればまだ伸びしろがあるということなので励みにはなりますが。

ラスト2kmはありったけの力を出してスパートしたので走りきった感は十分。1kmあたりたったの2~3秒短縮しただけですが、ペースが落ちかけてるところから上げるキツさといったらそれはもう。

ゴール:1時間22分23秒

このところゴール後は閑散としていることが多かったけど、足立フレンドリーマラソンだと全然そんなことはなくて普通にボリュームゾーン内。全力でラストスパートしてたら後ろから来た選手にあっさり抜かれたりして、記録が伸びてきて調子に乗りかけてる自分をいい意味で戒めてくれた。まだまだ全然。

今回の記録更新はズームヴェイパーフライ4%効果が大きいと感じていて、最後まで足が売りきれなかったのはヴェイパーフライの推進力のおかげな気がします。ぐんまマラソンの時よりも軽快に走れたのはシューズの軽さが大きいとも。
反面、もしターサーで走っていたらどうなってたんだろうと思うこともあり。そこで、来週年内最後のハーフでは古河はなももぶりにターサージール6で走る予定。1週間後なら走力もそう変わらないでしょうから4%がプラシーボ効果かどうか検証してみます。一つだけ確実なのは足のダメージがターサーとは段違いということ。ぐんまマラソン後もそうでしたが、厚底は間違いなく足に優しいです。

レース後、vo2maxが58になってGarminさんから嬉しいクリスマスプレゼント。2月まで維持しなければ。

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