7月の3連休は群馬県片品村へ家族旅行。片品村といえばトレイルランナーならピンとくる、鏑木さんプロデュースの上州武尊山スカイビュートレイル開催地です。今回家族旅行ついでにコースの一部を走ってきました。
標高2,158mの武尊山は100名山の一つ。毎年9月にこの武尊山を舞台にしたトレイルレースが開催されます。そんな群馬県片品村へ家族旅行中、さすがに空気を読んで朝飯前にそっと抜け出し武尊山をひとっ走り。
武尊山のピークを踏む最短ルートはオグナスキー場から前武尊→武尊山の尾根伝いを行く標準タイム8時間のコース。片道6km、標高差1000m弱とちょうどいい距離感で、キタタンの疲労も抜けて気持ちよく快走できそうです。今回は標準タイムの半分を目安に4時間以内が目標です。
5時半 オグナスキー場 登山道入り口
ここ武尊山はよく熊が出るそうなので熊鈴はマストアイテム。もっと音の大きいベルにしておけばよかったなんてことを考えながら、熊鈴熊鈴と・・・忘れた。。
ナイトトレイルで気を紛らす時くらいにしか使うことのなかった熊鈴。今回熊よけとして初めて使おうと思った矢先に忘れるとは・・・我ながら情けない。
まぁ尾根道は見通しいいし、一応救難用のフエもあるし、熊鈴無い方が周囲の音を聞き取りやすいと聞くし、なんて割り切って出発!
スキー場の裏道をウォームアップ代わりに駆け上がるとゲレンデに出ました。
誰もいないゲレンデに真っ直ぐ続く道。脇にはスカイビュートレイルの看板が立っています。57km地点?
オグナスキー場のてっぺんから登山道へ入ります。既に標高は1,800mほどで風が気持ちいい。
背丈よりも高い笹の中では熊が不安だったので口笛を吹いていましたが、いかんせん斜度がキツくて息が続かない。口笛はあきらめ、咳払いしてみたり声出したりしながら進みます。
何か所か鎖場もあってなかなかテクニカルコース。
6時半 前武尊山
日曜朝の誰もいない頂上を独り占め。やっぱ山はいいね。
ここから武尊山までは尾根伝いを行きます。目指す頂まで2㎞半。
尾根は幸い微風でしたが、木がこんなに斜めを向いてしまうとはさぞかし強風が吹くのでしょう。
こんな尾根道でもし突風だったら身の危険を感じます。というかここもスカイビュートレイルのコース上なんですよね。。鏑木さんすごいレース作ったな。
険しい登りの剣ヶ峰頂上は巻いてパス。 武尊山が見えているのですがなかなか近づいてきません。走れれば2㎞なんてすぐなんですが、いかんせん岩場が多くてスピードを上げられない。
武尊山手前からは足場がよくなり爽快に走れます。今回アクションカムを持っていきましたが、手振れ補正が効いてけっこう見れる映像が撮れました。
※若干荒い息づかいはご了承くださいw
これ、トレランに十分使えます。
頂上には4名ほどくつろいでおりまして、カメラ持って駆け上がったもんだから何事かと驚かせてしまい大変失礼しました。。
7時半 武尊山山頂
雲が出てきましたが赤城山まで見通せます。
さっきまでいた前武尊山方面。ここまで岩場が多くて思ったよりも時間がかかってしまった。朝飯前に戻るため、ジェルを入れるとすぐに下山開始。
山頂手前には神秘的な池がいくつもありました。おかげで足はドロドロw
雲がどんどん増えてきたころ、オグナスキー場に下りてきました。そのままゲレンデを一気に駆け下りゴール。
今回のルートは鎖場アリ、岩によじ登っていく場面アリで走れる場面が少なかったです。 前日までの雨で地面がぬかるんでいたこともあり足首まで泥につかることも。 登山コースとしての難易度はそれほどでもないと思いますが、トレランで駆け抜けられるのは武尊山頂上手前の1㎞ぐらい。これはこれで楽しかったですが、軽快に走りたいという人には 武尊山はおススメしません。結構険しくトリッキーで、両手を使ってよじ登るのでグローブは必須です。
今年はポイント不足で出場できませんでしたが、来年のスカイビュートレイル出てみようかな。人も少なく景色のいい縦走尾根を楽しめる武尊山、オススメです。
僕も月曜日にトレイルしてきました。
地元の継鹿尾山~鳩吹山(10キロ程度)
普段、使わない筋肉なので・・・
岩肌が多く、8割は歩き(笑)
新鮮でした。
次回はもう少し頑張れるように
かつさん
初トレランお疲れ様です!
継鹿尾山~鳩吹山で見るとヤマレコにけっこう上がってますね。東京だと高尾山に似た感じでしょうか。
登りで心肺を追い込めるのでロードにも効果あります。秋のレースで化けますのでお楽しみに!