小江戸大江戸200kに向けて

今週末は小江戸大江戸200k。
その名の通り200kmのコースを昼夜かけて走るなかなかエキサイティングな大会です。昨年も出走していて、130kmで猛烈なホームシックに襲われ帰宅(リタイア)。リベンジに向けて今年はしっかり走り込んできたので、レースの紹介と抱負などをつらつらと。


小江戸大江戸200kとは

広大な関東平野を感じる小江戸、東京の新旧名所を巡る大江戸、そして再び小江戸へ。知らなかった自分と首都圏を巡る旅、小江戸大江戸200k


埼玉県川越市をスタートして北上し寄居まで行って再び川越へ戻る小江戸91km、そこから南下して都内新宿、六本木、浅草と巡り川越目指す大江戸115kmの計206km。途中何箇所か撮影ポイントが設定されていて、そこまで行ったことを証明します。もちろん道路封鎖なんて一切していないので信号はちゃんと守るります。コンビニだって好きなだけ使えるけど、その誘惑に負けると一向に距離が増えない地獄。

マラソン、トレランあちこちで定員割れする大会ばかりの中、この大会は毎年エントリー開始後すぐに定員一杯になってしまうんだからすごい話。むしろこれぐらいクレイジーじゃないと人が集まらないのかもしれない。

大会の魅力


初めて聞いたときは正気か?と思っていたし、正直言って山での100マイルには魅力を感じるけどロードでそんなに走ることが楽しいとは思えませんでした。ところがどっこい、昨年走ってみたら見事にハマってしまったw
大江戸コースはすべて見慣れた場所で、その一部は毎日のように走ってるところもあるんです。そんな見慣れた街の景色がこの日だけは別世界に変わる。なんてことない山手通りの上りは激坂に豹変するし、いつもは見向きもしないバス停のベンチに座り込んでうたた寝したり。ファミマの入店音が聞こえると引き寄せられるようにフラフラ立ち寄ってしまったり。限界まで追い込んだ選手だけが味わうことのできるパラレルワールド。

リベンジに向けて

昨年は新宿を過ぎたあたりで完全に心が折れて家に帰ってしまいました。ぬくぬく布団に入った時の幸福感と、起きたら知人がまだゴール目指して走っていることを知った時の後悔が忘れられない。。
雪辱を果たすべく昨年末から準備を進めてます。

12月

年末に大手町から箱根目指した一人箱根駅伝。5区の激上りを存分に味わえます。

1月

大江戸コース120kmやるつもりが、荒川河川敷で心折れて終了。

2月

八王子~江ノ島ピストン。トレランの100kmとは疲労感が雲泥の差だと毎回感じる。

2月に別大を走ったのでフルとウルトラのちゃんぽんで故障が怖かったけど、月間450km走っていてロードオンリーでこの距離は初。超ロングは走力以上にメンタル力が必要で、これだけやってきたっていう自信はかなり大事な要素。ほんとは大江戸1周しておきたかったけど。

100kmを越えるといきなり失速したりと先が読めないので、細かな戦略は立てずにkm/6分目安で淡々と刻む予定です。それと食べられなくなったら200kmはさすがにもたないので、小江戸はとにかく食べる、飲むを心がけて前半ノーダメージぐらいの感じで川越に戻りたい。

今回のシューズはHOKAのリンコン。クリフトンよりも軽くて足運びがしやすいところが気に入ってます。念のためクリフトンは持っていくけど、できればこれで走りきりたい。

同日に外苑24時間が開催されていて、その横を通るというのもなかなか。今週末深夜の都内はクレイジーランナーの祭典間違いなし。いやはやどんな展開になるか楽しみすぎる!

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1 個のコメント

  • こーへいさん、初めまして。

    Because its thereのおかげでトレランの魅力に目覚めました。
    リアルな視点、親しみやすい語り口、いつも楽しく学ばせてもらってます!

    動画で語る姿もカッコいいんですが、
    自分はこーへいさんの文章大好きです!

    200kのレースレポも期待してます~

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