【その1】第3回はが路ふれあいマラソンレースレポ

今年最後のレースは栃木県真岡市で行われた、はが路ふれあいマラソン。
当日の気温は7度で雲一つない快晴。記録を狙うには絶好の天気になりました。新調したターサーで果たしてどんな記録が出るか。


「ロング走」改め「ガチんこ」で走ったワケ

10月のハセツネからレース続きだったせいか疲労が抜けずに走り込めない状態が続いています。完全に調整ミスで走りにキレがない今日この頃。そんなわけで今回はサブ3は狙わずロング走の予定でした。たまには時間を気にせずのんびりと。

クッション性抜群のGT-2000にチップを付けて準備万端なんて思っていたらKさん(ハセツネを共に走ったサブ3ランナー)からメールが。

ぬぉ。
たしかに、故障してるわけでもなければむしろ体調は万全。ただ走り込めていないから今回は辞退しようかと。。イモ引いたのが見破られてる??

とどめの一言。

「狙ってほしいなぁぁぁ 応援してます!行ってらっしゃい!」

毎度為になるアドバイスをくれるKさんの言うこと、ここは従っておくのが間違いありません。
GT-2000に取り付けたチップをはずして、ターサヘ・・・。

ヨシ、やるだけやってみよう。
注)画像は勝手につけたイメージです。実際のKさんはとっても優しいお方。

絶好のレース日和


気温低めで無風という最高の環境が整いました。レース前の一週間は練習を抑えたこともあり疲労が抜けて体調は万全。現時点の走力を知るイミでも勝負に出るという選択は正解だったかも、なんてことを考えながらゲートに向かいます。

参加者2500人と小規模な大会だけあって事前のブロック分けはナシ。2~3時間、3~3.5時間といった感じでアバウトなブロック分けで、スタート10分前でしたが先頭ブロックは1/3ほど空いてる状態。ゲートまで10mと絶好の位置取りでロスは数秒でしょう。待つ間、日が当たっている部分はポカポカしていますが、日陰になっている下半身はキンキンに冷えた状態。いきなり飛ばしてケガしないようにしなければ。今回初の試みなのがGarminのオートラップをOFFにして手動ラップでいくということ。公認コースなので距離は正確でしょうから、今回は大会の用意した表示板だけ頼りに行きます。

9時、スタート3分前の合図。
はが路ふれあいマラソンは10km地点に踏切があるため、電車の通過を考慮してスタート時間は9時33分と中途半端。カウントダウンが始まり手元の時計に手をかけます。

スタート~中間点

号砲が鳴ってゲート通過!ロスは6秒といい位置からのスタート!
さっきまで前にいた早そうな青年の後ろにつきます。いい体つきで早そうだなと思ってましたが、案の定綺麗なフォームで安定したペース。固くなっていた筋肉が徐々にほぐれていきます。スタート直後はやや窮屈でしたが、それもすぐにバラけて自分のペースに。大規模レースの突撃っぷりも嫌いではないですが、小規模な大会はスタート直後からとっても走りやすい。

ここでハプニング!
行けども行けども一向に距離表示板が現れないのでLAPタイムがわからん。。スタート後の興奮状態で見過ごしたのかもしれませんが、とにかくkmポストが見当たらないんです。あちこちでGPSウォッチがピロピロいってたのでこの辺だろうとは思っていましたが結局見つけられなかった・・・。小さな大会だし省略されたのかしら。それほど突っ込んだ感じではなかったので、時計は見ず、ラップボタンも押さずに勘で進みます。

5km地点ではじめて距離&タイム表示板を確認。20分30秒といい感じ!少し汗ばむ陽気でしたが、日陰に入るとひんやりした風が気持ちいい。先を考え少しペースを落とすと、後続のランナーが抜いていきます。その中には練間こぶしハーフで走っていた人や、キタタン(北丹沢時間耐久レース)で走ってた人を見かけました。 ランナーあるあるですが、同じような走力のランナーはどの大会でも近くを走っている可能性が高い。先日の大阪マラソンでも、見たことある人を抜いたり抜かされたり。

閉じるかもという心配が杞憂に終わった踏切は、足をひっかけないようタイミングを計りながら飛び越してあっさりクリア。この踏切は計算上はkm/2分台で走ると引っかかるようで、ダイヤ見ながらあれこれ計算しましたがまったく関係無かった。w

気温が与える影響は大きくて、大阪マラソンのような暑さに苦しむことはありません。喉の渇きもほとんどなくて、エイドでは一口飲めば十分なほど。アップダウンで若干ペースは乱れましたが、足も呼吸も順調そのもの。のどかな田園風景の中を快調に進みます。

折り返し点に近づくにつれて上り基調がキツくなり、前半の山場に到着。

ストリートビューだと平坦路に見えますが、実際は勾配10%とレースではなかなかお目にかかれない急坂。

一気に重力が5倍になった感じでズッシリときます。トレランで上り耐性はあるつもりでしたが、この急坂にはだいぶ消耗させられた。上りきった先には怒涛の下り坂。こっちは勾配12%で一気に50mも下るというジェットコースターさながらのコース。マップには「スピード出し過ぎ注意」と書かれていましたが、なるほど納得。

小刻みにピッチを刻むとブレーキがかかるので、ストライドを広くして跳ねるように駆け降ります。バンバン着地するものだから太ももの前面にジワジワと疲労を感じ始め、「攣るな、攣るな」と念じながら。もし足がもつれて転んだりしたら、、歯の1本や2本ではすまなそう。

下りきった先にはエイドステーション。VESPAを入れながら中間点通過。
タイム:1時間30分30秒

上り基調の前半にあってこのタイムなら悪くない。
こっから点火してネガティブスプリットを決めれば・・・。

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