最初のランニングシューズがGEL KAYANOだったというのもあって、これまで履いてきたシューズはほとんどasics。
GEL KAYANO19 → NewYork → GELFEATHER → LYTERACER TS2 → SKYSENSOR GLIDE → TARTHERZEAL TS2
入門シューズから順当にステップアップしてきた感じ。
そんなアシックスフリークにとっての憧れはやっぱりターサー。ストアに並んでるターサーを見ては、いつかサブ3を目指すようになったら履こうと思っていました。
そして、ついにその時が到来!といいつつ、サブ3達成にはあと25分縮めなくてはならないので若干フライング気味ですが。
ターサージール2
色は白をチョイス。派手さ控えめで正統派ランナー風に(笑)。いつも蛍光色ばかりだったので新鮮です。
ターサー=Tiger Racer の刺繍も白地だと硬派な印象。
フィット性に優れ、さらなる安定走行に導くTARTHERZEAL
・着地~蹴り出し時の外側から内側にかけての重心移動の際にも、走行がブレにくい内外非対称の補強デザイン。
・内外で硬度の異なるデュオトラスにより、内側は反発性を、外側はスムーズな重心移動を両立したライド感を実現し、優れた走行効率を発揮。
・甲の部分はフィッティングが向上し、結ぶ部分は太くすることでほどけにくい仕様のシューレースを採用。引用:アシックス公式サイト
サイズ:26.0cm、重さ:169.5g レーシングシューズの名に相応しい軽さです。
スカイセンサーよりも2g重いですが、おそらくサイズの違い(+0.5cm)だと思うので、重さはほぼ同等です。
今回、ターサーの練習モデル(TARTHERZEAL TS2)も同時に購入しましたが、大きな違いはソール部分。ターサージール2はソールの前面すべてが樹脂性のツブツブ。いかにもグリップしそうな雰囲気を醸し出してますが果たして。
トゥやヒールはかなり薄く、無駄なパーツが削ぎ落とされています。この辺りが軽さに大きく影響しているのでしょう。
無駄を削ぎ落としたレーシングモデル
足を入れてまず感じるシューズの薄さ。これまでのシューズにあった包まれる感じがまったくなくて、薄皮一枚に包まれてますといった感じ。ターサージールTS2ではヒールカップに守られてる感じがありましたが、こちらはそれも全く無し。
そのおかげでしょうか、足に一体感を与えてくれています。感覚的には裸足に近づいた気がします。それと、靴紐にも工夫がされていて、結ぶ部分だけ太くなっています。先の方は締めやすく、結ぶ部分はほどけにくい仕様。このシューズの薄さだからこそ活きてくる工夫です。
軽!薄!固!の三拍子
憧れのターサーを履いてさっそく試走。
第一印象は「軽!!」。無駄がない分とにかく軽い。初めてスカイセンサーを履いた時の感動を思い出しました。
軽く走ってみると「固!!」。ターサージールTS2のグリップ強化版かと思ってましたが、これは別物かも。とにかく固くて、着地の衝撃がダイレクトに伝わってきます。前面すべてが樹脂パーツなだけで、こんなに印象が違うとは。当たり前ですがジョギングペースにはまったく不向き(笑)。
ペースを上げてみると、なるほどなるほど。この固さのおかげで抜群の反発力を発揮。軽さとの相乗効果で気持よく足を運べます。ラバーソールにはないカッカッカという独特の着地音もターサーだからこそ味わえる。樹脂パーツの寿命は短いそうですけどね。
ペースアップしようと前面でしっかり蹴ってみたら軽く感動。地面をしっかり捉えてグリップ&反発力でグイグイっと一気に加速。大げさな言い方をすれば下半身が先行するような(ちょっと言い過ぎですが)。km4分ペースで走ってみましたが、これまで履いたどのシューズよりも楽にペースを維持することができます。
課題も
気持ちよさからハイペースで走り回っていたら、ふくらはぎからアキレス腱にかけてジンワリと痛み発生。これまでのピッチ走法から、ストライド走法にしたことによるダメージです。スカイセンサーと同じような重さですが、特性が全然違います。
このシューズはタイム短縮に貢献してくれること間違い無し。そのためにはこのシューズの特性を生かす走りを長時間できることが前提でしょう。これまでずっとピッチ走法だったので、まずはフォーム改善&走れる足作りから始める必要がありそうです。
【2014/12/18 追記】
ターサージール2とターサージールTS2を履き比べてみました。
シューズ比較 -アシックス ターサージール2 & ターサージールTS2
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