走ってきました、今年のトレイルレース1本目ハセツネ30K。4月はフルのラストレースにエントリーしていたので見送っていましたが、今年は古河はなももでロードシーズンは終了。UTMFに向けて心おきなくトレイルで追い込もうと臨んだ前夜祭、そしてレース当日の模様をお送りします。
いつ追い込むの?今でしょ!!
1000番以内に入れば秋のハセツネ本戦(72㎞)の優先権を得られることから毎年熾烈なクリック合戦のハセツネ30K。初参戦でしたが、周りからは1000番以内なら楽勝だとお墨付きをもらっていたので正直物足りなさも感じてました。そんな時にふと耳にした東京ウルトラマラソンの話。前夜に60km走ってそのまま東京マラソンを走る(60+42)というとんでもない人が世の中にはいるらしい。そういえばTrippersの店長も青梅マラソン前に25km走したと書いてたっけ。
参考:青梅ウルトラマラソン走って来ました!
・・・コレは使える。
ちょうどUTMF1ヶ月前。眠気と疲労の地獄を味わっておくなら今しかないと思い決行しました。
春のハセツネ30K → 70K!
何もレース前にそんなことしなくてもと思われるかもしれませんが、練習で山を70km走るのは自分にとっては正直無理ゲー。後半をレースにすることで半ば強制的に走れる(走らされるw)のが狙いです。
前夜祭スタート
レース前日の23時半、武蔵五日市駅を出発。ここからハセツネの第1関門である浅間峠まで行って戻ってくればジャスト40km。受付は8時までなので、それまでに戻ってこれなかったら・・・サヨウナラ。
明日のレースを前にしっかりマーキング済み。
この旗を見るとハセツネ気分になれる。こんな小さな旗ですが闇夜では反射素材で十分目立つし、回収の手間を考えても正解。ちなみに、今回生まれて初めて野生のモモンガと遭遇しまして。リスかなと思ったらヒラリと華麗に飛び去って行った。ハセツネのマークがなんでムササビなのかも腑に落ちました。
今日はちょうど満月の晩。雲ひとつない空に煌々と月が照る尾根道は幻想的でした。一ヶ月後のUTMFでは富士が照らし出されるのかな。
浅間峠到着と。駅からここまで3時間45分で上げすぎない程よいペース。試走で多くのランナーが走っているおかげで道はすこぶる快適。ここから同じルートで戻ることも考えましたが、もし何かあって時間に遅れた場合はもろにレースとぶつかってしまうのでここは下山。
無事下山。もしかしたら似たようなことをしてる人がいるかもと期待しましたが、今回出会ったのは鹿2匹とモモンガ(もしくはムササビ?)1匹。
残り17kmはロードなので楽勝!
なんて思っていましたが、油断すると襲ってくるのが猛烈な睡魔。疲労は大したことなくてまだまだ走れるのに、とにかく眠くてペースガタ落ちの蛇行ラン。こんな山奥でひとり何やってんだかと思いつつも眠さには勝てまへん。。UTMFではこうした睡魔に幾度となく襲われることを思えば、この状態で前に進むのもまたいい練習。
思えばスカイビュートレイルでも同じようなことがあって、あの時はガードレールにぶつかるたびに目を覚ます始末。その状態で山道に入るのは身の危険を感じ、山小屋で仮眠したのも今となってはいい思い出。
夜が明けると寒さと明るさで睡魔は一旦落ち着きます。
駅が近づくにつれてハセツネビブスを着たスタッフとすれ違います。朝っぱらからヘッデン着けてやたら気合の入ったヤツだと思われていたかと。。
6時20分、武蔵五日市駅到着で前夜祭は無事終了。
思ったよりもロードで時間を取られましたが、レース2時間前に戻ってこれたのでよかった。体全体が倦怠感に包まれてはいながらも余力は十分。はじめから70km走る気でいるとまだまだ走れるから不思議。結局は気の持ちようなんだと頭ではわかっているんですが、これがいとも簡単に折れてしまうから困っちゃう。
駅前のセブンイレブンで朝食を調達してとにかく栄養補給。レッドブルを飲み干すと一発でパッキーンと目が覚め。これはドロップバッグに入れておかねばと確信。
ウェアとシューズを交換して、いざスタート会場へ!
出会ったのは鹿2匹とモモンガ1匹
のくだり ⇒ ウケた
超ドMですねー!!!
キーチさん
先日は応援ありがとうございました!!
この後の展開は、、キーチさんもご存知の通り^^;
ま、山あり谷ありということでご勘弁w
モモンガじゃなくてムササビですよ。>ハセツネのマーク
ふくさこさん
両者の違いがいまいちわかっておらず、
モモンガ → ハンカチ
ムササビ → 座布団
ということだったので、大きさ的にはモモンガだと思ってました。
もしかしたらムササビだったのかな??
ハセツネのマークはムササビですね、ご指摘ありがとうございます^^;