待ちに待った東京マラソン2014。
楽しみな反面、この右膝の状態でどこまで行けるか気がかりです。途中で腸脛靭帯炎の痛みは間違いなく出るでしょうから、痛み止めで果たしてどこまでカバーできるか。
7時40分 都庁前駅
たくさんのランナーと共にスタート地点に向かいます。都庁前駅は混雑するという情報もあったのですが、特にそんなこともなくすんなり地上に出ることができました。
ここで足止め。荷物を預ける前に全員手荷物検査を受けなければいけないらしく長いこと待たされます。これ、警戒が強化された今年からなんですかね??早めに来ておいてよかった。
ちなみに、列に並んでる時の湿布臭がすごかった。。皆さんおんなじですな(笑)
トラックに手荷物預けてEブロックへ。たまたまなのか、都庁入り口付近のトイレはほとんど並ばず入れていい感じ。
スタート〜10km
大歓声の中レーススタート。スタートラインまでのロスは6分でした。
楽しみにしていた紙吹雪は最初だけらしく、僕が通るころにはすでに散った後。
新宿から市ヶ谷へ。靖国通りをこれだけのランナーが走る光景は圧巻で、テンションは上がりっぱなし。とりあえず5:40/kmペースでウォームアップ。内転筋内転筋と心の中でつぶやきながら、ワダチの少ないところを走ります。
防衛庁を過ぎたあたりで右膝にじんわりとした違和感が。まさか3km地点で症状が出るとは予想以上に早い。さあ、こっから40km、腸脛靭帯炎さんと仲良くやっていくとしましょうか。さすがにこれはまずいとなったら迷わずリタイアです。
距離 | タイム | 平均心拍 | 平均ケイデンス | 平均歩幅 |
1 | 06:22.8 | 141 | 176 | 0.89 |
2 | 05:27.0 | 161 | 174 | 1.05 |
3 | 05:24.5 | 162 | 174 | 1.06 |
4 | 05:42.3 | 166 | 174 | 1.01 |
5 | 05:47.2 | 167 | 174 | 0.99 |
6 | 05:24.6 | 166 | 178 | 1.04 |
7 | 05:14.6 | 167 | 176 | 1.08 |
8 | 05:32.6 | 165 | 174 | 1.04 |
9 | 05:24.7 | 167 | 176 | 1.05 |
10 | 05:32.6 | 165 | 174 | 1.04 |
10km〜20km
皇居前を抜けて品川へ。対向車線には折り返したランナーが銀座方面へ。
サブ3クラスの人は速度が違う。いつかあっち側へ行きたいものです。
大阪マラソンでは折り返し点で親指の豆がつぶれた経験があるので、品川の折り返しは大回りしながら慎重に。
腸脛靭帯炎の痛みはすぐそばまで来ているのですが、そこから様子見が続いています。おそらく痛み止めが食い止めてくれているのでしょう。これなら走れないことはないのですが、右膝の裏が張ってきている感じ。痛み止めで抑えているだけなので、いきなり痙攣をおこしたりしないか心配です。
不思議なのが、左膝の腸脛靭帯炎。これが今回はまったくやって来ず。あれだけ長いこと左膝痛に悩まされてきたのに、なんだったんだろう・・・
距離 | タイム | 平均心拍 | 平均ケイデンス | 平均歩幅 |
11 | 05:47.3 | 162 | 176 | 0.98 |
12 | 05:31.8 | 162 | 176 | 1.03 |
13 | 05:40.8 | 163 | 176 | 1 |
14 | 05:28.5 | 164 | 174 | 1.05 |
15 | 05:33.9 | 163 | 174 | 1.03 |
16 | 05:48.5 | 163 | 172 | 1 |
17 | 05:23.1 | 166 | 174 | 1.07 |
18 | 05:25.2 | 163 | 174 | 1.06 |
19 | 05:38.0 | 165 | 174 | 1.02 |
20 | 05:28.3 | 166 | 174 | 1.05 |
20km〜30km
銀座に入ると道が狭くなり、ペースダウンした人とぶつからないよう気をつけます。
25km地点がスタートから150分だったので、エイドステーションで痛み止めを追加。これでゴールまで薬が切れることはないでしょう。痛くなるようならよっぽどなので諦めてDNFとします。
浅草寺前の細くて混雑した箇所を抜け、再び日本橋方面へ。左手にスカイツリーを見ながら30㎞地点。右膝痛は変わらないのですが、熱を帯びたような痺れを感じます。
ここまで来るとフォームもだいぶ崩れて内転筋どころではありません。痛みとは関係なく単なる筋力不足からくる両足のだるさが距離を追うごとにどんどん増してくる。先月の月間走行距離が10㎞しかなかった上に、今日までに30㎞走は一度もできなかった。よくここまでこのペースでもったと思います。
距離 | タイム | 平均心拍 | 平均ケイデンス | 平均歩幅 |
21 | 05:30.4 | 169 | 174 | 1.04 |
22 | 05:24.6 | 167 | 172 | 1.07 |
23 | 05:24.5 | 165 | 172 | 1.07 |
24 | 05:52.3 | 166 | 172 | 0.99 |
25 | 05:19.1 | 167 | 172 | 1.09 |
26 | 05:51.1 | 167 | 170 | 1.01 |
27 | 05:31.1 | 170 | 170 | 1.07 |
28 | 05:44.3 | 166 | 172 | 1.01 |
29 | 05:59.8 | 164 | 170 | 0.98 |
30 | 05:52.2 | 161 | 170 | 1 |
30km〜35km
浅草橋で家族の声援を受け、再び日本橋へ。
ここまでのアベレージペースは5:38/kmとサブ4狙いで来てましたが、30㎞付近からはずるずるとペースダウン。周りから抜かれることが多くなり、ペースが落ちているのはわかっていながらも上げられない状態に。心拍数は160台前半とまったく負荷のかかってない状態なんですけどね、ケイデンスが上がらんのです。
距離 | タイム | 平均心拍 | 平均ケイデンス | 平均歩幅 |
31 | 05:50.0 | 167 | 170 | 1.01 |
32 | 05:41.7 | 166 | 170 | 1.03 |
33 | 05:44.0 | 167 | 170 | 1.03 |
34 | 06:05.9 | 165 | 170 | 0.96 |
35 | 06:02.7 | 166 | 170 | 0.97 |
35km〜GOAL
35kmを過ぎるとkm/5分台が保てなくなり完全に失速。足が動く限り走り続けようと思っていたので、スローペースながらも走り続けます。そこかしこで屈伸を始める人がで始めます。僕の右膝は今動きを止めたらせき止めてた痛みが一気に来そうで怖くて止まれない。
難所「佃大橋」はピッチを狭めて駆け上がります。トレイルランをしてるとこれぐらいの上り坂は許容範囲内。
距離 | タイム | 平均心拍 | 平均ケイデンス | 平均歩幅 |
36 | 05:53.0 | 164 | 170 | 1 |
37 | 06:27.6 | 163 | 168 | 0.92 |
38 | 06:18.2 | 159 | 170 | 0.93 |
39 | 06:22.0 | 159 | 170 | 0.92 |
40 | 06:32.6 | 159 | 168 | 0.91 |
41 | 06:50.0 | 159 | 168 | 0.87 |
42 | 07:04.7 | 156 | 166 | 0.85 |
タイム(ネット):4:10:07
結局4時間を切ることはできませんでしたが、今の実力を出しきって東京中を走り回れたので、これはこれでよしとします。今回は写真を取りながらの楽しいRUNでした!
ゴール後は急いでアイシング。水筒に入れた氷と、瞬間冷却剤で膝をケア。痛み止めが効いているのでまだ痛みは出ていませんが、今晩はけっこう辛い夜になりそうな予感。ここまで酷使してしまったので、それぐらいのツケはガマン。
東京マラソンを走り終えて。
こうなることはなんとなくわかってましたが、後半の失速がなければもっと気持ちよくゴールできたかなと。ケイデンスを見ると23㎞以降から下がり始めてます。レース前の練習では最長21㎞までだったことを考えると納得。
今日は気温5度以下と低く、途中雪がちらつく場面もありました。無風で絶好のマラソン日和だっただけに、万全の状態で迎えられなかったのは悔やまれる。
走り始めてからサブ4まではすんなり達成できたので、サブ3.5もすぐにクリアできるだろうと思ってました。ところが、ここ最近は足の故障で思うように走ることができずタイムが一向に伸びません。この状態を経験すると、改めてサブ3.5、サブ3を達成する人達はすごいと思います。
ひたすら走るだけではここらが限界。これからは走るためのトレーニングも組み込んで行くとします。
次回は4月のかすみがうらマラソン。
右膝の腸脛靭帯炎さんが早く消え去ってくれますように。
お疲れ様でした。
今シーズン終わったら、3~4か月休んだ方が良いかもですね。
来シーズン後半を充実させるためには大切な休養ですよ。
その間は痛みが出ない範囲で動いておけば問題ないでしょう。
ごぉさん、おっしゃるとおりです・・・
実は1年前の洞爺湖マラソンからタイムが伸びてないんですよね。
ここらでまとまった休足が必要なのかもしれません。