初代からずっと履き続けているDynaFlyte(ダイナフライト)も今回で3代目。ダイナフライトで初採用されて注目された新素材FlyteFoamは、今やターサーをはじめとするほぼすべてモデルに採用されるまでになりました。軽さとクッション性が特徴のダイナフライト3を旧モデルと比較しつつレビュー。
DynaFlyate3の特徴
通気性・フィット性・軽量性がさらに進化したスピードクッショニングモデル
FlyteFoamのクッション性と反発性が、ロングランからスピードショートランまで対応。引用:公式サイト
アッパー全面にAdaptMesh(アダプトメッシュ)を使用
アッパーにアダプトメッシュを使用して軽量化と履き心地が向上。シームレスですっきりした見た目に加え、サイドのシンボルマークがうっすら中に見えるデザインは先進的。この辺はDynaFlyte2と変更なし。
FlyteFoam Lyteを採用
軽量性、クッション性、形状保持力に優れたミッドソール材「FlyteFoam Lyte」。従来の「FlyteFoam」をさらに進化させ、耐久性とクッション性が向上しているんだとか。
フラットなアウトソール
歴代のDynaFlyteも同様にフラットソールですが、土踏まず部分の樹脂パーツが今作から無くなってさらに真っ平らになりました。これが走りにどう影響するか。
スペック
アッパー素材 | 合成繊維製(ラッセル構造) |
---|---|
アウター素材 | ゴム底 |
インナーソール | 取り替え式 |
生産国 | ベトナム |
重量 | 234g ※サイズ26.0cm |
厚さ | 前足部:1.9cm 後足部:3.3cm ヒールカウンター:6.9cm |
重さ
234g ※サイズ26.0cm
242g → 235g → 234gで2と3はほとんど誤差の範囲。
厚さ
前足部:1.9cm
後足部:3.3cm
ヒールカウンター:6.9cm
走行レポート
厚めのアウトソールはクッション性は抜群。旧モデルと履き比べてみましたが、DynaFlyteとDynaFlyte2を比較した時以上に今作はその違いがわからないw 気持ちクッション性が増したような気がしなくもないですが、500kmぐらい走ったDynaFlyate2との比較なのでそこはなんとも。むしろそれだけ使っても違いがわからないぐらいクッション性を維持しているFlyteFoamがスゴイ。今回からFlyateFoam Lyteになって耐久性が増してるというからより長く使えることを期待します。
個人的にDynaFlyteシリーズで最も気に入っているのがその履き心地。当初は固定力が弱くて不満を感じていましたが、慣れると足入れから走ってる時の蒸れにくさまで履き心地抜群。早く走らないと割り切るとこういう快適性が重要。
シームレスで余計な部品がついていないというのも寄与してるでしょう。
私がこのシューズを使う時は疲労抜きや足のダメージが抜けていないような場合。主に通勤ランでの使用が多く、蛍光色でもろランニングシューズという感じではないので通勤電車でも馴染む。もちろん早く走ることも可能ですが、決して軽いシューズではないし反発力も強くはないのでどちらかというと護りの印象。LSDなんかにもピッタリだと思います。
こんな人にオススメ
・サブ4を狙うピッチ走法の人
・クッション性重視で足へのダメージを抑えたい人
総評
最近練習ではナイキのズームフライを使うことが多いんですが、DynaFlyte3と履き比べると違いがよくわかります。クッション性に優れている点では共通ですが、DynaFlyte3は長時間使ってもふくらはぎがほとんど疲労しません。旧モデルと違いはほとんど見当たらないので、DynaFlyteを気に入って使ってる人はサイズ感や履き心地を気にすることなく買ってしまって問題なし。現在NewYorkを使っていてもう少し軽いシューズを探してる人にもオススメの一足です。NewYorkほどホールド感が強くないので、足を護りつつ軽快に走れます。ソールはフラットなのでとくにピッチ走法のランナーにはオススメの一足。
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