高尾山から陣場山へ。
いつもはそこから藤野へ抜けていたのですが、今回は陣場山から武蔵五日市方面へ向かうコース。
9時00分 高尾山駅
ところどころ青空が。昨晩の大雨でぬかるんでるでしょうけど天気は大丈夫そうです。
しかしいつ来てもここは人が多い。
今回は1号路から4号路を経由して高尾山山頂へ向かいます。
初めて通りましたが、道が広くハイカーを抜かしやすいのでいいかもしれません。
山頂手前には水道があって飲むことができます。ハイドレーションはまったく減ってないのでがここはパス。
いつも通りたくさんの人で賑わう高尾山山頂を横目に奥高尾方面へ。陣場山までは地図を見るまでもないのですが、まき道を見過ごさないように気をつけます。今回は距離があるので体力を温存せねば!
10時14分 城山山頂
10時45分 景信山山頂
天気がよく、都心方面の絶景が広がっています。
いつも霧の中だったので、こんなパノラマとは思ってもみませんでした。
今回は心拍計をつけていたので登り坂での負荷を把握できました。以前はちょっとムリすると190bpmなんてざらだったのですが、今回は180bpmを少し越えるくらい。
タイムは早くなってるので体力がついたのかもしれません。
景信山を過ぎるとハイカーも減ってきます。
高尾は人が多いだけあって道が踏み固められていて走りやすい。
陣場山山頂手前の最後の階段が足にきます。これを登ればかき氷!と活を入れて駆け上がります。
11時47分 陣場山山頂
ここまで2時間47分。4号路で距離が伸びたというのもありますが、何より暑くて暑くて。
いつもよりも時間がかかっています。
おにぎりを補給した後は、この巨大かき氷で火照った体を中からクーリング!
陣場山山頂は売店がいくつもあって充実しています。ありがたや。
今回はここから武蔵五日市を目指します。
ルートを確認しているとゴロゴロと雷の音が。これから向かう方向がだいぶ暗くなってるので一雨くるでしょう。強烈なのじゃないといいんですが・・・
和田峠まで下り、再度上がります。これまでの道とはうって変わって本格的な山道。
雲が低く雷の音もだいぶ近いので尾根に出るのはやめておこうかと考えていたら雨が降ってきました。すでに汗でびっしょり濡れてるのですが、冷えないようにビニールをかぶります。
この雨で若干心が折れて、藤野へ下りようかとしばし悩みます。
山の天気なのですぐ止むことを期待して先へ進むことに。ヌカるんだ下りに気をつけながら進みます。
途中ベテラン風の年配ランナーが。ホンモノは雨の中で登りもしっかり走ってます!
しばらくすると天気も回復し、尾根を軽快に走り抜けます。
登山者が少ないせいか道はやや荒れ気味。
分岐で知ったのですが、ここからハセツネのコースでした。
武蔵五日市に向かうので方向は逆ですがこれは楽しみ。
このコースは一気に下って一気に登るというのをひたすら繰り返します。気持ちよく駆け下りた後に、延々と続く急坂が萎えた気持ちに追い打ちをかけます。
徐々にいつものペースダウン。。25km越えるくらいから疲労感が出始めるのが今のところ課題です。
ハセツネで何百人がここで列をなすのは圧巻だろうなぁなどと思いつつ、誰もいない急坂を一人トボトボ歩いて登ります。
武蔵五日市へ抜けるには刈寄山と熊野山のどちらか経由します。ここまで来るととにかく最短距離で行くことしか頭にありません。
看板が現れ選択の時。
刈寄山には五日市の文字が!地図を見ると刈寄山から下る方がロスはなさそうです。
ただ、山頂から先の道が「荒廃」と書かれてるのが気になる所。
なにより、この看板が指す方向がすでに草ボウボウで荒廃してるんですけど。。
こんな草むらに短パンで突入するなんて狂気の沙汰ですが、最短距離で下山したいという欲望に後押しされて突入!おかげで両足は細かい傷だらけ。草むらを抜けてしばらく行くとさらに獣道が続きます。
山頂の手前ですでに荒廃しているようで、諦めて来た道をもどり今熊山方面に・・・
今熊山を目指しているとまたも分岐が。ここでも五日市の文字が誘惑してきます。
あっさり誘惑に負け、五日市方面へ。登りきったその先も行けそうな感じ!
が、残念ながら先ほどとまったく同じ展開が待っていました。
足にさらなる傷を作り、自分の意思の弱さに悲しくなりながら来た道を戻るハメに。
足はヒリヒリしていますが、木漏れ日の中を走るのはやっぱり爽快!
15時22分 今熊山
軽くハイの状態で走ったおかげで、今熊山へあっさり到着。ここにはトイレも完備されていてベンチまであります。見渡すと、はるか遠くにゴールの武蔵五日市駅が見えます。
パワーバーを補給してラストスパート。石段の急坂を下り終わった先は神社でした。
ここから駅まではロードを3km。
16時10分 武蔵五日市駅
雨に降られたり獣道へ入ってしまったりといろいろあったけど、けっこう楽しいコースでした。陣場山より先は人も少なくやや荒れ気味なので逆回りがおすすめです。
体力のあるうちに陣場山まで行ってしまえば、後半の高尾山は補給の心配もないので安心です。
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