ハセツネ ~初参戦記 3~

前回までの記事
ここまでほとんど止まることなく来たので、浅間峠で荷物を下ろして小休止。
しばらくするとKさんがノンストップで浅間峠を通過していきました。そうなんです、、タイム狙うなら浅間峠はスルーするのが得策。わかっていつつも、このまま行ったら生藤山までに足が終わる気がしてならない。。
まだライトを使うには早い時間ですが、どうせ休むならとヘッドライトを装着してナイトランに備えることに。

一応攣り対策用に30分に1粒ペースで塩熱サプリを補給していましたがここでは多めに補給。VESPAとジェルも入れて減ったエネルギーをチャージ。関門ごとに小分けしておいた補給袋を交換して準備万端。
不調だったお腹はひたすら鳴りを潜めています。トメダインの効果は4時間。ここでもう一発入れておこうか迷いましたが、ここは刺激しないでそっとしておくことに。

三国峠

三国峠までは延々と続く上り坂。一度攣るとしばらくは身動きがとれなくなるので、無理せず慎重に進みます。走れる尾根道じゃないのが救いでした。そうこうしている内にあたりは徐々に暗くなり始め、待ちに待ったナイトステージのスタート。

レースで初めて使うPETZL NAO。ブースで教わった通りに、前を行くランナーの少し下を照らします。リアクティブ機能もしっかり働いていい感じ。今回のハセツネ用に作成したプロファイルは駆動時間を10時間に設定しています。AM3時までは使える計算になるので、大きなアクシデントがない限り電池切れの心配はないでしょう。

標高が上がるにつれてあたりは霧に包まれ始めます。
ふと足を止めて後ろを振り返ると、霧の中をランナーが1列になって登る続ける光景。
幻想的で現実離れした景色にしばし目を奪われます。

予想外だったのが、ヘッドライトの拡散光。額から地面に照射する光が霧で反射して目の前が真っ白に。白いフィルターがかかった状態になってしまい、地面がすごく見づらいのです。ちらほら見かけるイエローの光。フォグライトとはよく言ったもので、こういう場面では抜群に効力を発揮するでしょう。実は霧用にイエローフィルターを買ってあったのに。。
試走の時は持参しながら、本戦では自宅に忘れるという残念すぎる失態。

そこでヘッドライトを使わず、腰ライト(トレイルランナー2)だけにしてみました。これがクリアで見やすいのなんの!トレイルランナー2はインテリジェントライトなので同じく拡散しているはずなんですが、足元近くから照射するのと額から照射するのでは見やすさが全然違います。加えて、ハンドライトをスポット光にして併用すればさらに視界はよくなるのですが、ハンドライトはあいにくザックの中。ここでそんなにスピード出すこともないので、三頭山を登りきるまでは腰ライトだけで進むことに。

三頭山

やけにきつい登りだと思っていたら、深い霧でいつの間にか西原峠を過ぎていたらしく、三頭山への登りに入っていました。パラパラと雨が降り始めます。予報では降水確率20%で雨の心配はしていませんでしたが、やはり山の天気はわからない。風よけも兼ねて雨具はあるので心配はいりませんが、鞘口峠までの急な下りが滑りやすくなるのは気がかり。

地面の岩が大きくなり始めたらピークは間近。深い霧で自分が今どの辺にいるのか検討もつきませんが、Jさんの教えがここでも役立ってます。やっぱり試走は大事だ。ようやく登り切った先にベンチ登場。もう絶妙すぎるタイミングでハイカーなら間違いなく座る場面。
が、「ここで座ると動けなくなる」by Jさんの言葉を思い出し、誘惑を振り切って一路三頭山山頂へ。

三頭山山頂でハンドライトを装備。ここまで腰ライトだけで来たので、2灯になると俄然見やすくなりました。何より、先ほどブースで調達したアートスポーツのハンドグリップが素晴らしすぎる。鞘口峠までの急坂は手を使う場面もあるのですが、そんな時にハンドライトを握り続ける必要が無いのはかなりアドバンテージ。濡れて滑りやすい急坂もアクシデントはなく無事クリア。

鞘口峠から月夜見までのジグザクな下りはリズミカルに走れて好きなエリア。
ここでもランナーは4~5人のグループで走ります。
補給のために脇道で立ち止まると誰もいなくなって静寂が訪れます。ライトを消すと、目を開けても閉じても同じという真っ暗闇の世界。そんな闇夜をライトの明かりで下るランナー達。あまりにも非日常すぎてゾクゾクします。そんな世界を体験させてくれるハセツネ、なんて魅力的なレースなんでしょう。

動画を撮影してみました。

一人目のランナーはライトの色がイエローなのでヘッドライトを使ってますが、二人目のランナーは腰&ハンドライトの組み合わせ。イエローフィルターを忘れたのはつくづく痛い。
しかし、真っ暗闇のなか道の隅でケイタイかまえてる人がいたら驚きますよね・・・。

月夜見第二駐車場

ジグザク進むトレイルを下り終えると、久しぶりのアスファルト。センターラインに反射板にと、人工物を見ると現世に戻ってきた気さえする。(笑

雨で濡れたロードを進み、第二関門の月夜見駐車場に到着。
ハセツネ第二関門月夜見第二駐車場

第二関門通過タイム:7:06:22
順位:355 / 2357

<続く>

ハセツネ ~初参戦記 4~

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