「みちびき」2号機打ち上げ成功!Garminの精度はどうなる?

みちびき2号の打ち上げ成功というニュース。これは今使っているGarminfenix5(みちびき対応)の精度向上が期待できる?なんて思って調べてみたので、みちびきとはなんぞや?という人はご参考までにどうぞ。

みちびきとは?

GPSを補い、より高精度で安定した衛星測位サービスを実現

4機以上の衛星で衛星測位は可能ですが、安定した位置情報を得るためには、8機以上の衛星が見えることが必要とされています。しかし、GPS衛星は地球全体に配置しているため、地球の裏側で見えない衛星があり、どの地点でも概ね6機程度しか見ることができませんでした。

2018年、みちびきが4機体制になると、このうち3機はアジア・オセアニア地域の各地点では常時見ることができます。みちびきはGPSと一体で利用でき、GPS衛星6機とみちびき3機を合わせて8機以上となるため、安定した高精度測位を行うことが可能になります。

Garminを起動すると衛星から送られてきた電波を受信して位置情報を測位するのですが、最低4基の衛星から電波を受信してはじめて位置情報を特定できるのがGPSの仕組み。この受信する衛星は多ければ多いほど精度は上がることから、いつでも日本から電波を受信できる「みちびき」を使ってGPS衛星を補完する、ざっくりこんな理解です。
で、どれほど精度が上がるかというと、現在のGPSは10メートルの計測誤差があるのに対し、みちびき4基を併用すると最小で6センチとか。スゴ・・・。2023年には7基体制にしてGPSに頼らずにこの精度を出すんだとか。アメリカの衛星(GPS)頼みではなくなるというのが頼もしい。

忘れられない思い出

GPSウォッチで今でも忘れられないのが2年前の静岡マラソン2016。Garminが表示する距離と大会側が用意した看板との距離がずれはじめるも、手元のGarminが表示するLAPタイムを信じきってペースを補正することなく走りつづけた結果。


当時使っていたのが、ForeAthlete 910XTで「J」のつかない海外モデル。みちびきに対応していればと自分の失敗を時計のせいにするという若かりし頃の苦い思い出があります。時計が42kmを表示してるのにゴールゲートがはるかかなたでホントやるせなかった。。
以来大会ではオートラップを使うことが無くなったのでいい勉強にはなりましたけどね。

みちびきは今どこにいる?

4基体制になるのは2018年なので、それまでは今ある1基でガマン。現状、みちびきの電波を受信することができるのは日本の上空にくる約8時間だけ。これが何時~何時と決まっているわけでなくて季節によって変わるから厄介この上ない。
と思って調べてみたら、内閣府のサイトに「GNSS View」なるものが用意されていました。これを使うとみちびきが今どこにあるか知ることができます。

見たい時間・場所の衛星配置を簡単に表示


特徴としては、デフォルトで現在地・現在時刻が表示されますが、設定時刻を前後させることで天球上での衛星配置の変化を見ることができます。また、モードを設定すれば、現在運用中のみちびき初号機に、今後打ち上がる2~4号機を加えて4機体制となった時にどういう衛星配置となるかを体験できます。

・GNSS View Web版
・GNSS View iOSアプリ版(App Store)
・GNSS View Androidアプリ版(Google Play)

さっそく今週末の柴又100Kを調べてみることに。
2017年6月4日12時と入力してみると、※みちびき(QZSS)のみ表示してます。

残念ながら日本の上空にはいなかった。。
まあ見晴らしのいい河川敷をひたすら100km走るコースなのでGPSで十分なんですけどね。レースで初のfenix5(みちびき対応)なのでちょっと残念。

これが2018年の4基体制だとしっかり上空にいます、しかも2基!※みちびき(QZSS)のみ表示してます。

そう先の話ではないので、これからGPSウォッチを買う人は国内の「みちびき」対応モデルがいいかもしれません。

GPSの精度が上がったところでタイムが縮まるわけではありませんが、せっかく「みちびき」対応モデルを使っているGarminユーザーは大会の日時を入れて衛星の動きを知ってみてはいかがでしょう。

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