走ってきました柴又100K。サブ10を目標に臨んだ初めてのウルトラマラソン。大した準備もしないまま大会の日を迎え、初めての100kmという距離に身も心もズタボロにしていただきました。「平坦なロードを100kmぐらい」というおごりがありました。
ろくに準備をしないでウルトラマラソンを走るとどうなるか、ご覧ください。
日曜の朝6時、小雨のぱらつくどんよりした空模様。気温も低く絶好のウルトラ日和?
ドロップバッグを預けます。ここで預けた荷物は50kmのエイドステーションで受け取ることができます。雨具や補給職などなど、迷ったらとりあえずバッグに放り込んでおくのが吉。使わなかった物はゴール後に受け取れますから。
参加者は2500人なので会場は比較的ゆったりとしています。
国内で陸連公認の100kmレースはサロマ湖100㎞、丹後100㎞、四万十川、柴又100kの4つ。100kmのコースで公認取得なんて測定だけでもかなり難易度高そうですが、ひたすら河川敷の柴又100Kだけは別か(笑
公認大会よろしく陸連登録者はAブロックスタート。いつもなら喜ばしいのですが、今回はそのおかげで電車では間に合わず車で行くハメに。ウェーブスタートなのでゆっくり後ろから入ろうと思ってたのに。。
スタート直前に並んでもこの位置。ガチで早そうなランパンランシャツランナーから、いかにもウルトラな日よけ帽をかぶった年配ランナーまで色々な人がいます。シューズを見るとターサーなどレーシングモデルを履いている人が多く、ウルトラ=分厚いシューズというわけでもないようです。
ゆるゆかにレーススタート。序盤は細い河川敷を進みます。
ペースはkm/6’00でフルと比較したら超がつくスローペース。抜かしにかかるも道が細くて断念。とりあえず周囲の流れに身を任せます。雨で濡れた路面にはあちこちにミミズが・・・このペースなので難なくかわせます。
1~ 5km / 27:41
6~10km / 27:10
km/5’20のジョギングペースで来てますが、妙に体が火照る。スタート前に飲んだVESPAのせいだとは思いますが、いつものみなぎる力が一向に湧いてきません。雨がぱらつき出しますが、これがクーリングにはちょうどいいぐらい。とりあえず30㎞までは目標ペースのkm/5’20を維持。
11~15km / 27:17
16~20km / 27:13
代り映えのしない風景の中を進みます。この辺からランナー同士の距離が広がりはじめます。
ここまで視界の先に中年女性を捉えてつかず離れず来ましたが、追尾するのが少しづつ辛くなってきました。といってもペースはkm/5’30程度。いつものレースペース+1分以上で息切れもまったくないし心拍数も低いまま。なのにこの重ダルイ感じはなんだろう・・・。
21~25km / 27:24
26~30km / 28:05
31~35km / 29:29
30kmを通過したあたりから徐々にペースが落ち始めてkm/6’00。軽いめまいすら感じ、慌ててジェルにようかんに流し込みます。しっかり補給しながらここまで来ているのでハンガーノックは考えづらい。スローペースがかえってスタミナを消耗しているのかもしれません。失速が止まらず、36㎞すぎでついに走れなくなりました。先の長さにやや絶望しつつ、一旦仕切りなおすため歩きを入れて回復に努めます。
スタートして3時間45分、第16給水所到着。
3㎞ほど手前から歩き始めたのでペースはkm7分後半まで落ち込みましたが、ここまでの平均ペースはどうにかサブ4。第16給水所では梅干しとジェルを補給する予定でしたが食欲がまったく湧いて来ず。とにかく喉が乾くのでスポドリだけは多めに摂って足早に通過。
36~40km / 37:59
エイドを出てしばらくすると少しづつ力が戻ってきました。原因は謎ですが、とりあえず前行くランナーに張りついて再びkm5’20までペースは回復。なんだったんだ??
フルマラソンだと40㎞過ぎは早く終わってくれと願いつつける場面ですが、今日はまだ折り返してすらいません。100kmがゴールだと、40㎞はあっとゆうまでなんとも感じない不思議。ペース的に足へのダメージがほとんどないというのもありますが、普段なら40㎞走だって十分負荷は高いはず。いつまで走り続けられるか若干の不安が残ります。
41~45km / 31:18
46~50km / 27:57
50㎞の折り返し点到着。ここまでのタイムは4時間53分35秒とまだサブ10射程圏内!
預けていたドロップバッグを受け取ると事前に用意していたジェル入りのウェストベルトを交換。VESPAにジェルに補給します。予定ではここで固形物(うどん)を入れる予定でしたが、食欲が湧かず断念。スイカを2切れほど平らげます。
サブ10目指して後半戦のスタート!
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