走ってきました、武尊山スカイビュートレイル!129kmというかつて経験した事のないロングトレイルは文字どおり山あり谷あり…いや山あり山あり山ありで次から次へと試練の連続でした。ちなみに3日たった今も足裏の水ぶくれとむくみが引かず・・・来週末のハセツネ走れんのかねといった状況。
振り返ると、あそこでこうしておけばという事のオンパレードですが、そうしたことも全部含めて楽しい長旅でしたね。今回のレポは自分にとって反省と、これからロングトレイルに挑戦する人は反面教師として参考にしていただければと。
まずは前日の様子から。
大会前日
スカイビュートレイル70と120を走る選手は前日に会場入りしてブリーフィング(説明会)を受ける必要があります。レース後の疲労を考えると月曜は休みにしたいところでしたが、このために金曜は会社を休んでいるのでさすがに月曜も休むわけにはいかず。
ブリーフィング前に荷物チェック。
ここに書かれた物以外にも必携品はいくつかあるんですが、チェックされたのは書いてある7品目でした。
無事に荷物チェックをクリアするとゼッケンをもらえます。800人規模なのでブロック指定は無し。
その後ホールに移動してレースの説明会。
コースディレクターの横山峰弘さんが足場の悪い危険箇所や道を間違えやすいポイントなどを解説。巨大なコースマップを用意して説明された内容を熱心に書き込んでいる人や、浅黒く日焼けして見るからに山慣れした猛者のオーラをまとう人の姿など、集まっている人の種類がロードレースはもちろんのこと、ハセツネともまた違った雰囲気なんですよ。
質疑応答では、関門タイムギリギリで通過した場合は「完走」できるのか?なんて質問があり、横山さんの回答は「NO」でした。最初は緩めに設定しているらしく、進むにつれて制限時間は厳しくなるそうな。このレースの完走率は60〜70%。割合だけ見ると高く感じますが、過去に50km以上のレースを2回以上完走してることが条件なので走る人の走力がそもそも高い。その上での完走率と思うと過酷なんだろうな。
帰りにさかいやスポーツのブースを覗いてみると、ライトから熊鈴まで必携品はほぼここで揃えられるほど今回のレースに合わせた品揃え。当然手ぶらで帰れるわけがなく、ガーニーグーとゼッケンベルトを調達。
ガーニーグーはスレ防止用クリームで、ワセリンの様な物です。これまで擦れに苦しんだことはありませんが、今回は長丁場なので念のため。それと雨の日は足をドライに保てるらしいので明日の天気にはもってこい。ベルトはよくある腰にゼッケンを固定するためのものでなんとなく使ってみたかった。これが後にレース中のコース逆走につながるとは露知らず。。
レース当日
3時に起きて、激しい雨音を聞きながら朝食をかき込みます。ここまで雨が強いと山道荒れまくってるだろうなとやや憂鬱な気分。
雨の中会場に到着してみると熱気ムンムン!夜明け前で辺りは真っ暗の中、会場は投光機で明るく照らし出されて、たくさんのランナーがこれから始まる長旅に向けて準備を整えています。気温が低いせいかハイドレーションではなく両脇にボトルを装備した人が多く、今回の装備は間違えていなかったと確信。これから一昼夜山を走り回れるなんて楽しみすぎてテンションは最高潮!ジェルとベスパを胃に流し込んで準備万端。
整列位置はちょうど列の真ん中ぐらい。トレイルに入ると渋滞が発生すると聞いていたのでハセツネ同様に序盤は突っ込みます!
雨の降るなか、号砲を待ちます。
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