秋を飛ばしていきなり冬を予感させる今日このごろ。
お元気ですか?僕は元気です。
長いこと更新していなくても時々覗きに来てくれる人はいるようで、「止めたの?」「故障?」「生きてる?」なんて温かいメッセージをいただくこともしばしば。久しぶりに筆を取って生存&近況報告します。
多くのランナー同様、大会中止の渦に巻き込まれつつも懲りずにエントリーは続けてまして、今年走ったレースは4つ。まずはこれらをまとめて振り返ります。
4月 第23回青梅高水国際トレイルラン
ハセツネ30Kほどピリピリしてないし、レース前のイベントも楽しめるから最近はハセツネではなくもっぱらこちらに出ています。ただ、レースが地元のハイキングコースなので全力で走るのはどうも気が引けてしまい、大会本番のときぐらいしか来ない場所だったりもして。今年もぶっつけ本番、目標は2年前の記録更新。
スタート直後の上りはマスクをして駆け上がらなければならず、いきなり心拍数Max。焦らずマイペースで走っていたら中盤から調子が出てきて順位を上げ続ける展開。2年前は攣りに苦しんだ帰路の雷電山上りも、まったくその徴候は見られず成長を感じる。
結果:2時間39分 19位/717人
1年前より15分タイムを縮められたので、来年の目標は2時間30分かな。
4月 花嫁街道トレイルラン2021
100人規模のレースなら入賞狙えるんじゃないかとエントリーした館山のレース。海を一望しながら走る14kmのコースは最高でした。
スタートから上位争いに入ってデッドヒート。追いつかれるんじゃなかとヒヤヒヤしつつ、これで抜かれるんなら諦めがつくと思えるぐらい全力疾走。ロードもトレイルもこれぐらいの距離が一番しんどい。
結果:1時間23分 2位/68人
館山では捕鯨が行われていて、立ち寄った土産物屋ではクジラバーガーなんて食べられます。そんなわけで大会の戦利品も大量のクジラ肉。表彰式で賞品(クジラ肉)渡すスタッフと受け取る私がどちらもパタゴニアのTシャツ着ててジワジワきたw
表彰台もコロナスタイル。
6月 HOTAKA SKYRUN(EXTREME 23km)
武尊エリアのゲレンデが舞台のスカイランニングレース。個人的に急登よりも長く山を走る方が好みなので、今回出走したのはスカイではなくトレラン(23km)の方。スカイレースじゃないとはいえそこは岩場だらけの武尊山。トリッキーなアップダウンの連続で神経使います。
結果:2時間52分 15位/80人
リザルト見たら少し上に大瀬さんや小野さんがいて心躍ったけど、前日のスカイレースも走って足が終わっていたそうなのでぬか喜び。。
9月 OSJ安達太良山トレイル
調子が上がってきていたので、それなりに走れるんじゃないかと期待して臨んだレース。
当日は終始雨のうえ、安達太良山はテクニカルなコースと聞いていたので序盤は様子見で抑えめに。安達太良山を上りきった先はドロの滑り台状態になっていて、前を行く選手がほぼペースを落としていたので一気にかわして順位上げます。第1エイドを通過した時に「8位」と言われて入賞を意識してしまったのが失敗の始まり。後ろを気にしながらエイドはほとんど止まることなく通過して順調に進んでいたのに、最終エイドを通過したら完全停止して腰を下ろす始末。
結果:10時間16分 22位/313人
結果がすべてだけど、ココは備忘録だから言い訳もしっかり。
敗因は計算違いによるジェル切れ。最終エイド手前で食べるものが一切なくなり、エイドに行けばなにかあるかもと期待したけど事前情報通りエイドにあるのは水だけ。よく脳を騙すのが大事なんて聞くけど、まったくそのとおりで残り10kmを補給無しとわかった瞬間こんなにも足が動かなくなるとは・・・。走る力が完全に消え失せ、歩くのすらしんどくなって切り株に座って呆然。1滴でもジェルが欲しくてゴミを再度絞り出して吸ってるときの切ないこと。なんでこうなった・・・。
残り5kmにいたスタッフに「もしここでやめたら食べる物もらえますか」と物乞いするほど身も心も弱りきってました。区間タイムごとの順位を見ても豪快に撃沈してて、8位→12位→10位→126位。
この失敗は二度と繰り返すまい。
最も走りたかったトレニックワールド100マイル、分水嶺、ハセツネが今年は中止になってしまったけど、その分山の旅を楽しんだので次回はそっちをまとめてレポします。
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