秋のレース用に念願のターサージール2を購入し、これまでレースで使ってたスカイセンサーは練習用に。
ただ、ターサーとスカイセンサーは特性が違います。ストライド走法(反発力を使ってバネのように走る)に最適なターサー。対してピッチ走法向け(フラット着地で地面をしっかり蹴り出す)のスカイセンサー。
レース用と練習用で特性が違うシューズというのもおかしな気がするので、練習にはターサーのトレーニングモデルであるターサージールTS2もポチッとお買い上げ。
ターサージールTS2
ターサー=Tiger Racerの略だそうな。知らなかった・・・
グリップ性、耐久性、安定性に優れたトレーニングモデル
・トレーニング時に摩擦しやすい内側から蹴り出し部分に耐久性に優れたラバー素材を採用したコンビネーションソール。
・ミッドソールかかと部には、高硬度の素材をU字型に搭載し、走行時の安定性が向上。
・アッパーには伸びにくく耐久性に優れたメッシュを採用し、やわらかさと耐久性を両立。
・アッパー前足部にシームレス補強を施し、足あたりの良さと走行時の安定性を実現。
引用:アシックス公式サイト
サイズ:26.0cm、重さ:188.5g トレーニングモデルだからなのかそんなに軽くはありません。
ターサージール2との違いはこのソール。ターサーの特徴である黒いつぶつぶは通常樹脂素材ですが、練習モデルでは内側だけラバーのツブツブ。蹴り出し部分に耐久性を持たせています。
練習モデルはヒールやソールがしっかり補強されてます。長く使ってるとボロボロになってくるので納得。ターサージール2と重量の違いはこの辺でしょうか。
実際に履いてみた印象はけっこう普通のシューズだなと。
スカイセンサーではあまりの軽さに驚かされましたが、ターサージールTS2は普通。くるぶしもそこそこ厚みがあって安心感がある。ターサーという名前に過度に感動を求めすぎたのかもしれません。
さっそく走ってみました。
- km/6分ペース:着地でやや固めの印象。このペースだとフラット走法気味というのもあるでしょう。着地の音もカッカッと固め。
- km/5分ペース:ようやくグリップの良さがわかってきました。ヒールからソールに抜けるようにすると最後にグッと地面を噛んでくれる感じ。
- km/4分ペースがこのシューズの領域。正直km/4分でペース走をする走力はないのでインターバル(1km)での感想ですが、ライトレーサーの時よりも楽にペースが維持できます。5本目で疲れがでるといつもはタイムも落ちやすいのですが、シューズがしっかりグリップして足がグンと進むおかげでペースが維持できます。くるぶしもしっかり支えられてるので安定感あり。ただ、走り終わるとふくらはぎから下に疲労感があるので慣れるまでは抑えて走ろう。
ちなみに、ターサーを買う時はためし履きすることをおすすめします。というのも、アシックスのシューズはいつも25.5cmなので迷わずアマゾンで注文しましたが、届いて足を入れてみると小指がややきつい。ターサーは若干タイトに作られているらしく、26,0cmに変更したらちょうどでした。
アシックスストアで聞いてみたところ、ターサーは全般タイト気味らしいです。ただし、ターサーJAPANだけは日本人用につま先を広くしているのそうで、履いてみたら納得のゆとり感。JAPANとは成形時の型が違うのだそうです。
【2014/12/18 追記】
ターサージール2とターサージールTS2を履き比べてみました。
シューズ比較 -アシックス ターサージール2 & ターサージールTS2
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