FormosaTrail 2018レースレポ <アフターパーティ>
エントリー方法から費用などまとめ

前回の続き

大会翌日のアフターパーティの様子と、フォルモサトレイルに出てみようと思った人向けにエントリー方法からかかった費用など紹介します。


翌日のアフターパーティ

翌朝、宿のラウンジで香港と韓国から来たランナーとレース談義しながら朝食。こういう交流ができるのもゲストハウスのいいところ。

FreeWiFiだし、出てすぐにセブンイレブンがあったりと快適な宿だった。こういうところに文化の違いは感じるけど。

昼過ぎの便で帰国するそうなのでここで別れてセレモニー会場へ。市街からレース会場まではタクシーで200$(約800円)。お酒にソフトドリンク、スープや炒飯に野菜炒めなどが食べ放題のお祭りムード。肉の丸焼きなんかもあったそうなんですが、ついたときには終わってて失敗した…

2位~5位まで日本人で強さを見せつけた感じ。

【男子】
1位:李 俊峰(CHN)14:07:16
2位:松山 優太(JPN)14:46:35
3位:竹内 正宏(JPN)14:52:57
4位:小川 壮太(JPN)15:25:16
5位:井原 知一(JPN)15:29:53

男子の1位が中国人なのはちょいと悔しい。今年のUTMBも上位は中国人だったし、最近の中国勢の強さはすごい。国土は広いし山も豊富なので日本よりも環境には恵まれているとは思いますが。

女子もワンツー日本人で誇らしい。

【女子】
1位:星野 由香里(JPN)16:59:00
2位:丹羽 薫(JPN)17:38:59
3位:羅曉惠(TPE)19:04:05
4位:野間陽子(JPN)20:26:38

表彰台に拍手を送りながら、心のどこかであそこに立ちたかったなと思っている自分。今年は日本のトップランナーが集結していてとても及びませんが、昨年のタイムで見ると6位なので可能性がないこともないなと思ったり。以前よりも結果に貪欲になってきているので、これが今後の走りにいい影響を与えてくれますように。

湖畔のベンチで酔いつぶれて寝てる欧米人ランナーがいたりと、レース翌日の倦怠感と平和に包まれたムードがすごくよかった。持ってきたドローンで空中散歩。

昨晩はあの山から下ってきたのかなんて思い馳せる。

セレモニー後は会場から台北市街までシャトルバスで送迎してくれ、最初から最後までおもてなし感たっぷり。日本のレースでもこれぐらいすればもっと海外から選手が走りにくるのに。18時に台北駅に到着して、その日は市街で一泊して翌日帰国しました。

ちなみに、この危険な形状のフィニッシャーメダルは手荷物検査で何も言われることなく通過できちゃった・・・。たまたまだと思うので、没収されたくない人は預け荷物に入れておくのが無難。

来年フォルモサトレイルに出てみようという人へ

フォルモサトレイルに興味を持った人向けにエントリー方法から行き方までをご紹介。

エントリー方法

エントリーは公式サイト(※音楽鳴るので要注意w)から行います。私は5月末にエントリーしましたが、レース直前まで募集していたので枠が埋まるということはないのかもしれません。なんせ104kmは参加者が200名もいないので小規模。エントリーフォームは英語ですが、翻訳ツールを駆使すればなんとかなります。

エントリー時にバフやアームウォーマー、シャトルバスチケットを購入して全部でNT$6,531 TWD (24,883円)

飛行機

LCCで往復2万1千円。機内では何も出ず、飲食物はすべて有料です。フライトは3時間弱なので乗る直前にゲート近くの吉野家にでも行っておけば空腹の心配はなし。

空港から会場の行き方

前日受付は午後9時までやっていますが、11時に日本を発って台中の会場に着いたのは20時近くだったので午前中の便でないと厳しいと思います。一番楽なのはタイユアン空港から出ているレース会場行きのシャトルバスに乗ること。それさえ乗れればあとは勝手に会場まで運んでくれます。空港から会場までだいたい4~5時間。途中でパーキングエリアによってくれるのでパンなど買うこともできます。
会場へのシャトルバスは台北市街(夕方発)からも出ているので、もっと前から台北入りしてる場合はそれを使う方法も。シャトルバスを使う場合はエントリーの時に申し込みます。

問題はスクートの台北到着時間とバスの出発時間が近いこと。入国審査で15分近く待たされヒヤヒヤしたので、できれば荷物は預けず手荷物で行きたいところ。ただ、日本からの参加者がこれだけ多いとバスも時間ぴったりに出発するとは思えません。実際、時間通り行ったけど出発したのは20分近く遅れていたし、なぜか出発して15分走ったところで高速おりて空港に戻ったりもしてるので。ちなみに、台灣と日本は時差が1時間あるので時計の針を戻すのを忘れずに。Garminでスマホと連動させてれば時差は自動補正されます。

シャトルバスがダメだったときに備えて鉄道ルートも調べていましたが、台北~台中は2時間弱。台中市街のバスターミナルからプリ行きのバスがたくさん出てるそうです。プリからレース会場まではタクシーでNT$200TWD(750円)。

宿

レース会場近くの宿は割高でどこも1~2万円。2泊の出費が痛くない人は会場近くに泊まるのが間違いありません。節約派は5km離れたプリまで戻っちゃいましょう。今回泊まった宿は4人部屋に2泊でTWD 1,140TWD(4,100円)。日本人はいませんでしたが、韓国や中国から来たレース参加者が多く宿泊してました。当日早朝にプリからレース会場の無料シャトルバス(レース2週間前ぐらいにメールがくるのでそこで申し込み)が用意されているので、できればバスターミナルを基点に宿探しをするのがベター。

今回泊まった宿はこちら。
Center.Center Hostel

安宿が探しはブッキングドットコムが便利です。下記リンクから申し込みすると私とあなたがお互いハッピーになれる(互いに¥2,000プレゼント)らしいので、投げ銭がてらどうぞ(笑
Booking.com

現地での食事


露天で米食には困りません。町にはいたるところにコンビニもあるのでパンやおにぎりは簡単に手に入る。レース当日の朝食です。

レース中は果物が充実していておかゆの用意されたエイドもありました。台湾名物のタピオカティーが置かれているところも。

レース後

104kmだと深夜にゴールすることになるので、元気ならプリまで5kmダウンジョグしてもいいし、タクシー呼んでもらってもいいし。私はちょうど64kmを走り終えた台湾人ランナーに宿まで乗せてもらいました。

翌日はぜひセレモニーに参加してから台北に戻ることをおすすめします。セレモニー後は会場から台北市街までシャトルバスが出ています。バスチケットはエントリー時に申し込みましたが、当日会場でもチケットを販売していました。
台北に着いたのは18時だったのでそのまま帰国するのはたぶんムリ。台北市街で1泊して翌朝早朝の便で帰国しました。朝10時に成田へ到着してそのまま会社。さすがに4連休は厳しく・・・

プリペイドSIM

キャリアのローミングは高いのでプリペイドSIMを買っておくと便利。使ってるスマホがSIMフリーというのが前提ですが5日間使い放題で断然お得。台湾の通信速度はかなり早くて快適です。

主な出費はエントリーフィー(24,883円)、旅費(21,223円)、宿泊費(プリ4,100円+台北7,000円)で約5.6万円。その他食費などを含めると6万~7万といったところでしょうか。今年は日本人参加者が倍増していたので来年は更に増える気がします。104km、累積標高差5,850mで完走率は50%ぐらいでしたが、暑さも思ったほどではなくそんなに厳しい感じはしませんでした。道迷いの緊張感とワンコの歓迎でお腹いっぱいになれますが。ITRAポイントは5と高いので、UTMB前に近場で海外レースを味わっておこうという人にはフォルモサトレイルがオススメ!

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