第6回古河はなももマラソンレースレポ<後編>

前回の続き

中間点通過は1時間27分27秒と早すぎず遅すぎない程よいペース。
ここでも公式の時計はなかったので、もうこの先で黄色い大きいのを見ることはないと思われます。初めはGaminがLAPタイムを告げてから公式表示板を通過するまでカウントしてましたが、これも面倒なのでやめてしまった。1kmごとのLAPタイムさえきっちり管理すれば目標達成できるはず。


21km~30km

さっき入れたMagon(マグオン)効果なのか右ふくらはぎの疼きは消え去るも、スタートから上がり続けていた心拍数がついに170bpm到達。もし配信を見てる人がいたら、

「アイツ一杯一杯だけど大丈夫か?」

なんて思われてたりするのかな。
LiveTrackを不特定多数に配信して感じたのが、ペースはともかく心拍数を晒すのは独特な恥ずかしさがあるなと。自分の臓器の頑張りを他人が胸に手を当てて見てるわけで・・・意識して自分を落ち着かせようとするのはメリットだと思います。デメリットは、、ムズがゆい。(← 完全なひとりよがり)
景色が単調だとドMはくだらない妄想にふけるw

ゆるくて長い上りが原因だったのですぐに160bpmに落ち着きます。35kmから上げるんだからまだまだ追い込むには早すぎる。

ここまで5kmごとのラップは安定していて、手元のGarminでは予定通過時間より1分以上の貯金がありました。

20’36 / 20’22 / 20’38 / 20’56 /20’59 / 20’55
30㎞通過タイム:2’04’42

31km~40km

30kmの折り返しを過ぎると軽い向かい風でペースダウン。このあたりから疲労が出始めます。

徐々にペースが落ちてきているのを感じるので、抑えるべくアクセルを踏み込みます。これがふくらはぎを刺激したようで再び右ふくらはぎが疼きはじめ。予定より3km手前の32km地点でMagon(マグオン)2発目投入。残り1時間、頑張れ右ふくらはぎ!

それにしてもこの大会は早い人がとにかく多い。他の大会だと30kmを過ぎればもっと人はまばらになるし、いくつか集団ができて進むのが普通。それがここではどこまでも人が途切れずつながっている状態。もしサブ3のペーサーがいたらこのずっと後ろにいるわけで、もっと頑張ろ。

35km通過でここからゴールに向けて第2エンジン点火!
せず。。すでにアクセルベタ踏み状態。これ以上は上げられないので、せめてフォームだけでもリセットして推進力を得ようと腕振りや腰の位置など補正。特に腕振りは疲労の溜まった後半に効果絶大で、2~3kmごとに意識してリセットを繰り返します。

LAPタイムは上がりませんが落ちてくるランナーが増えてきて次々とパスする展開。そんな時にふと沿道を見ると声援を送ってくれるキーチさん。36km付近はダレるか上げるかの分水嶺。絶好のポジションから応援とはありがたい!お調子者はもちろん余裕なフリして元気よく通過。追走してくる2人のランナーを振り切ります。
ゴールまで残り1km。

サブ3行ける行ける!
ん?サブ3?「55分切れるよ!」じゃないの?

競技場に入ると再びキーチさん登場。

自己ベスト間違いなし!!
んん?「55分切り間違いなし!」じゃないの??

嫌な予感がしながら、とにかく今は全力疾走。競技場内で4人かわしてゴール!止めた時計に表示されたタイムは、

2:56:06

なぬ!?思わず2度見。
30km通過で1分以上の貯金があり、さらに30秒は余裕みての設定だったので2時間55分は切れたと思ってたんです。35km通過時点で貯金ほぼ0でしたが、km/4’15以内で走れていればギリギリ間に合うんじゃないかと。この辺の計算苦手。

GarminのLAPタイムと目標通過タイム
35km/ 2’24’54 2’25’00
40km/ 2’46’01 2’45’50
42.195km/ 2’56’06 2’54’35

Garminだと40kmからの残り2.195kmを10分弱て・・・あれだけGPSに頼るなと自分に言い聞かせたのに、こりずにまたやってしまった。もっともこれだけ全力を出し切っての結果なので時計があったからといって結果は変わらない気もしているんですが、、なんせ獲った気でいたものだから後味が。。

後日事務局に聞いてみたところ、古河はなももマラソンの時計設置は3箇所。先導車、最後尾車、ゴールゲートだそうです。チャーターするバスを1台減らして、SEIKOのでかいのを10km毎に置いてもらえたりしないでしょうか。もとい、自分のミス!次回は腕時計をちゃんと設定して臨みます。

反省
経過時間は自分で把握するべし。
体重管理はもっと早くから。

なお、彩湖練で共に走ったKさんは2時間54分台で記録更新。ノッていたHさんは途中でペースダウンして3時間7分台。クラブのメンバーも記録を出した人もいれば撃沈した人もいて人それぞれ。限界ギリギリまで攻める走りをすると、その結果は紙一重でどっちに転んでもおかしくないんです。これがあるからマラソンは面白いと感じます。

ゴール後、いつも以上に走り終えたランナーであふれる会場を目にしたら、サブ3ぐらいで満足してる場合じゃないなと感じさせてくれた今回のレース。もっと上を目指そう。

大会ボランティアの皆さん、沿道で応援していただいた皆さん、実況記事見て応援メッセージ送ってくれた皆さんありがとうございました。
来年はさらに上を狙っていきます!

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2 件のコメント

  • 今回もいろいろおありだったのですね。
    タイム自体は満足できない部分もおありかと思いますが、
    それでも自己記録更新!! おめでとうございます!
    速くなるほどタイムを縮めるのは大変だと思うのに、3分半近く更新とはすごい。
    着実にレベルアップされる様子がかっこよすぎです。

    わたくし、来月地元のフルの大会があります。
    先日のレースの影響で脚があちこち気になっていたり、
    例年春の不安定な天候の時期なので当日まで心配(ひと昔前には雪…苦笑)ですが、
    Kooheyさんの頑張りを見習い、気を抜かずに練習・調整してひと月後を迎えたいと思います。

    レポートありがとうございました (*^_^*)

    • きじすけさん

      いろいろと言いますか、自爆といいますか・・・
      つめの甘さはもはやあきらめております。。
      どうにか結果が出せているのだけがせめてもの救い^^;

      先月の超超ロングはやはりダメージがあるものなんですね。私も来月の超ロングはちょっと不安。お互いムリせず頑張っていきましょう!

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