サブ4達成!第39回洞爺湖マラソン2013

洞爺湖マラソン2013を無事完走。
タイムは3時間51分20秒(ネットタイム)でサブ4達成しました!

調整がうまくいったのか、20kmまでは過去に感じたことがないほど体が軽かったです。後半から失速するというお決まりの展開でしたが、目標タイムを5分以上縮めることができたので大満足。レース前日~当日を思い出しながら綴ってみます。

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レース前日

今回はANAのツアーに参加しました。このツアーでは、レース前日に下見をかねて洞爺湖をバスで1周してくれます。北海道らしいのどかな景色の中、左手に湖を眺めながらの気持ちよさそうなコース。ところどころアップダウンはありますが、一気に登ってゆるやかに下る感じなのでそれほどタイムに影響はないでしょう。市街地を出ると沿道で応援する人はほとんどいないそうで、自分との戦いになりそうです。

レース当日の朝

スタート3時間前に朝食。今回泊まった「洞爺サンパレス」は食堂が充実していました。とにかく広い!
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朝食はバイキング形式。宿泊客の9割がランナーなので、レース前に最適なメニューだらけ。お餅とご飯の糖質中心メニューで蓄えます。
朝食

洞爺湖に面したのどかな景色。いつもなら食後にコーヒーといきたいところですが、レース前なので我慢。
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天気は曇り、気温13度、湿度6%とマラソン日和。宿からスタート地点まで2kmの道のりを軽くJOGで体を温めます。
屋台や選手を眺めながら向かっていると、「あと1分で整列終了します。遅れた人は最後尾にならんでください」との放送が。慌てて向かうも、ここで誤算!スタート地点が思ってたよりだいぶ後ろだった・・・。なんとか途中で列に入れてもらえたものの、だいぶ後方に並ぶことに。

START~10km

スタート直後のスローペースも、1kmを過ぎるころには解消して一気に加速。周りに合わせてkm/5’30ペースに。この大会は昨年までの足切りタイムが5時間(今年から5時間半)だったので、参加する人はそこそこ走れるレベルなんだろうと考えつつ、周囲のペースに身をまかせます。
8km付近から緩やかな登り坂。ここでペースを落とす人が出てきました。まだまだ余裕があったのでそのままのペースで駆け上がる。トレイルランの急勾配にくらべればなんのその!
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10km~20km

それにしても体が軽い。レースでテンションが上がっているというのもあるんでしょうけど、ずっと5分台前半で走っていてもまだまだ行ける感じです。レース前1週間は積極的に休んだので、うまいこと疲れが抜けたのかもしれません。途中”サブ4ペース”というタスキをしたランナーに声をかけました。いわく「今のところ3時間50分ペースなので、いいペースですよ」とのこと。

ついて行こうか迷いましたが、体力的に余裕があるので先行して貯金を作ることに。
追われる感じがなんともいえませんが。
11-20

20km~30km

ここまでkm/5’00~5’15とかなりいいペース。
22kmを過ぎたところでコースは横道に。湖一周ではフルの距離にならないため、迂回路で距離調整。田んぼの中を進む細い道のため、前日の下見では横を通っただけでした。ここから折り返すまでの約3kmが延々と続くゆるやかな登り坂で、今回のレースで一番つらかった。ペースメーカーにしていた人にも離されついに失速。。

クラクラして一瞬視界おぼつかなくなったので、心拍数はだいぶ上がっていたと思います。無理して貧血起こすとやっかいなので、ペースを落として折り返しまでこらえることに。
なんとか折り返して下りに入ると一転して一気にペース回復。心肺も落ち着き、再びkm5分台前半へ。ここで先ほど離されたペースメーカーも抜き去ります。ちなみに、この人はNIKE FREEで走っていたので、相当強靭な膝の持ち主と見受けました。とてもじゃないけど真似できない・・・。
21-30

30km~35km

練習でもこのペースで30km以上は走ったことがないので未知の領域。体力的にはまだ余力があったのですが、念のため予定していたkm/5’40に落とすことに。そこから集中力の糸が切れたのか、ペースを維持するのがやっとの状態に。今まで抜いてきた人にもどんどん抜かされ、ふんばりますがとてもついて行けない。
31-35

35km~GOAL

周りには歩く人、屈伸をする人がちらほら。
僕はなんとかkm/6’00以内で走るのがやっとの状態で、手元の時計を見ながらサブ4達成の為にタイムの逆算ばかりしてました。この頃には汗はほとんど出てませんが、給水所では毎回スポドリを補給して気分転換。
すると後ろから「このままのペースでいけば3時間50分ですよー!」と元気のいいかけ声が。15km付近で抜かした”サブ4ペース”のタスキをつけたランナーに追いつかれた!
けっこうな集団になっていて、せっかくなので便乗させてもらうことに。
心の中では”それってグロスタイムでかな?てことはネットタイムではもうちょい余裕があるな”なんて逆算。しばらく集団について走っていたのですが、虚しく脱落。
サブ4マンがどんどん遠くに去ってゆく・・・

歩かず完走が目標なので、ヘロヘロになりながらも足を前に運び、ペースはkm/6’30。そこからゴール前の観衆がいる湖畔へ。
道の両側からうれしい声援が。応援されると人間頑張れるもので、無事にゴール。
手元の時計で3時間51分20秒でした。
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公式記録

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レース中の補給

5kmごとに給水所が設けられていて、アミノバイタルを飲んでました。前半は汗が吹き出すので毎回給水所に寄り、後半は一口だけでも飲んでいたので給水回数は多かったです。
それと、今回はブドウ糖を5kmごとに4粒補給。実際に効果はあったと思うけど、なによりも補給し続けることで糖不足にはならないはず!という精神的な安心感が大きかったかと。あとは20km、30kmでパワーバーを補給。おかげで30km以降に足が動かなくなるということはありませんでした。
後半に失速はしましたが、これは完全な筋力不足。今後もレースの栄養補給はこのスタイルでいこうと思います。

洞爺湖マラソンを走り終えて。

中盤までの体の軽さは調整の成功に加え、気温の低さも影響したように感じてます。いつもより10度低い環境はとても走りやすく、暑さがそれほど辛くありませんでした。今回は心拍計をつけてなかったのですが、おそらく気温が低かったので終始心拍数は低めだったと思います。僕の場合、夏場は簡単に185bpmとかいってしまうので。

とはいえ、やはり後半の失速は悔やまれます。30km以降もペースが維持できれば3時間40分を切ることもできたのに。さらに早いペース(km/4’50)で進めたら結果はどうなっていただろうかと。km/5分前半でも余裕だったので、余力はけっこうありました。そうは言っても、スピードの練習はほとんどしていないので準備不足。力を出し尽くした今回の結果が今の実力なんだと思います。
いずれにしても目標だったサブ4を達成できたのでよかったです。

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これから夏に入ると長距離がつらくなりますが、ほどほどに負荷をかけて練習していきます。夏山でのトレイルランも筋力と持久力をつけるのに効果的。秋までしばらく大会はお休みですが、次はサブ3.5目指します!

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