彩の国100マイルに向けて装備を整えています。今回ザックとシューズを新調したんですが、試走で使ってみたらなかなか良好。それとナイトランのヘッドライトは毎回ペツルNao一択だったのも変更することに。
装備
ザック:ULTIMATE DIRECTION Halo Vest
軽さと見た目のカッコよさで買ったこちら。荷物の取り出しやすさを追求して荷室には一切ジッパーが使われてません。荷物が落ちるんじゃないかと心配しましたが、伸縮素材が使われているので背負ったときに背中にぴったりフィット。口から荷物が飛び出すこともなければ揺れることもありません。
見た目以上に物が入れられるし、物が減ってきた時にもフィット感は変わらないのが◎。難点はザックを下ろす時に逆さまにすると中身がこぼれ落ちまくるということ。それはもうポロポロと。。これ真っ暗な山道でやらかそうものなら目も当てられない。ここは頻繁に荷物を下ろすことがないレース用と割り切れるかどうか。フィット感と軽さは文句なしのピカイチなので。
シューズ:inov-8 TRAILROC G280
メインで使ってるTRAILROC 270は軽快に走れる反面、地面からの突き上げもそれなりなので100マイルは厳しい。そこで300g以下で軽快さを残しつつクッション性もあるシューズを探したところ、同じinov-8のTRAILTALON 290とTRAILROC G280が候補に上がりました。どちらもドロップ8mmで、試し履きしてみたら重量もクッション性も似たり寄ったり。一つだけ違っていたのが両者のネジレ剛性。G280の方がだいぶ固くて軽快さは損なわれるけど安定性は高そう。UTMFでは足腰の疲労で足が止まってしまったので、プロテクション性能を重視してG280に決定。アウトソールに「グラフェン」(鉄の200倍の強度)が使われていて、従来より50%の強度と弾力性を向上してるということなので耐久性についても楽しみ。
ライト:Ledlenser MH10&Ledlenser MT10
ヘッドライトは毎回ペツルNaoを使っていたんですが、今回は頭も手もLedlenserにします。というのも、ハンドライトで使っているMT10が爆光すぎてペツルNaoのリアクティブ機能(周囲が明るいと自動的に減光)と併用は相性がよくない気がしてまして。それなら頭は拡散/スポットが切り替えられるMH10を使うことに。どちらもバッテリーがリチウム電池(Li-ion 18650)で共通というのも理由でバッテリー交換は容易です。
補給
約10kmおきにエイドがあるので固形物とジェルを併用して軽量化する作戦。予報では気温も高くはならなそうなので500mlボトル2本にして補充時間をとにかく短く。UTMFと違ってノースとサウスを周回後の2回ドロップバッグを受け取れるのもありがたい。固形物を食べられなくなくなった時用のジェルや胃腸薬、灼熱地獄用にハイドレーションを準備したりとあらゆる事態を想定しておきます。それでも何かしら想定外が起こるんですけどね・・・。一番恐ろしいのは眠気で、カフェイン抜きなどやれるだけのことはしておこう。
ワクワクが止まらない
ウルトラトレイルの面白いところが、早い人が勝つとは限らないところ。マラソンだったら3~4時間程度なので一回沈んだら取り戻すのは至難の業。それに対してウルトラトレイルは一回ダメになってもそこから再起は十分可能なんです。ここに100マイルの面白さがあって、ウルトラマラソンの3倍近い時間を走りつづけるからこそ味わえる非日常の濃密な時間。今回はいったいどんなことが待ち受けているのか、ワクワクが止まりません。
トレニックワールド100mileスタートまで、あと2日。
コメントを残す