inov-8 TRAILROC 270(トレイルロック270)レビュー
山を走るのがもっと楽しくなる一足

先日のハセツネで自己ベストを更新できたのですが、その時に使っていたシューズが最高にマッチしました。自分の求める性能というのに加えて、土と岩場を織り交ぜたハセツネのコースにぴったりなんじゃないかと思ったのでご紹介。コイツは相当いいですぜ!


inov-8 TRAILROC 270の特徴

前作より粘りのあるラバーを三角形状で配置、また3種類のアッパー素材を使い分け、フィット感と通気性を両立しました。以前よりも面積と厚みを増したプレートを搭載し、足裏の突き上げを軽減したスピードモデルです。

引用:公式サイト

特徴1:フィット感が素晴らしい


アッパー素材はやわらかくフィット感がとにかく最高。シューレースを締めた分だけ包み込むようにホールドするので足との一体感は抜群。

特徴2:あらゆる路面でしっかりグリップ


トレイルロックといえばこのアウトソール。小さめで高さのある突起はグリップ力が高く、岩場から土までオールラウンダー。大雨の中でも使いましたが、泥でもしっかりトラクションがかかるので心強い。

スペック

アッパー素材 合成繊維/合成樹脂
ソール ゴム底
生産国 中国
重量 243g ※サイズ26.0cm
ドロップ 4mm

重さ


243g ※サイズ26.0cm


トレランシューズはインソールを変えて使うという人も多いので一応。私はこのインソールで特に不満はなかったです。

走行レビュー

この前身となるTRAILROC 255を使っていたことがあるんですが、新モデルはクッション性や剛性が上がって正常進化しています。たとえばつま先は見た目には頑丈に見えませんが、実際はけっこう厚みがあってプロテクション性能は高い。

TRAILROCにかぎらずinov-8のシューズ全般がそうなんですが、ご覧の通りヒールカウンターはありません。そうした補強パーツがないからこそ得られる一体感。とはいえ、踵着地のランナーやブレを気にする人は気をつけた方がいいかもしれません。

着地面を変えてみるとわかるんですが、このシューズはフラット着地をしてこそ最高のグリップを得られるということ。もちろん踵着地でも十分グリップしますが、足裏全体で着地した場合と比較するとグリップ力が全然違う。前述したヒールカウンターがついてない点も含めてフラット着地で活きるシューズです。

ちなみにアウトソールは3種類のラバーが使われていて、グレー:硬くて耐久性がある、オレンジ:その中間、ブラック:柔らかい。クッション性も比較的高いので地面からの衝撃をしっかり吸収してくれます。


3色展開。このビビッドなカラーリングも気に入ってます。

総評

快適性 ★★★★☆
重量 ★★★★☆
クッション性 ★★★☆☆
グリップ力 ★★★★☆
プロテクション ★★★☆☆

冒頭で書いたとおり、TRAILROC 270はまさにハセツネにうってつけのシューズ。岩場も多い市道分岐からの吊尾根ではスピードを出しても安心感があるし、三頭山や大岳山の急登(岩場)ではシューズの名前通りガッチリ地面に食いつく。しいて言えば序盤のロード区間で地面からの突き上げが強めなのが気になったので、ロード区間が多いレースには不向きかと。それとウェットな岩場では滑り出しが唐突だったりするのでそうした特性を見極めて使うのが吉。ハセツネ以外にも岩場が多い武尊スカイビュートレイルなんかばっちりハマりそうな気がします。

総合的に見てよくできたシューズなんですが、自分がもっとも気に入っているのがダイレクトな接地感。ドロップ4mmという高さもあいまって足裏に路面状況がもろに伝わってくるのが気持ちいいのなんの。山を走る醍醐味を味わうことができるシューズです。

こんな人にオススメ

・山でもロードのように軽快に走りたいランナー
・タイムを追い求めるシリアスランナー
・足裏のダイレクトな接地感を重視するランナー

まだ足に自信がないという人や、距離が長いレースで使う場合はクッション性を高めたTRAILROC 285というモデルがオススメです。

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