前回の続き
10km~中間点
10kmを通過するあたりからGarminと大会が用意した距離表示がずれ始める。今日のプランだと時間にまったく余裕がないのでGarminのLapタイムをあてにはせず公式の距離表示だけをたよりにします。さすがに学習しましたわ。1kmを4分ちょうどで刻み続ける時は末尾の秒数だけ見てればいいのですこぶるわかりやすい。ただ、あんまり厳密に管理するのも無駄に疲れるので上げ過ぎたらその分を次のLAPで落とすぐらいの感じで進みます。
ここでそれまで並走していた人と互いの自己ベストを交換。56分で今日は50分切り狙ってるんですなんて伝えたら「そうですか頑張ってくださいね」と応援してくれたけど・・・これは早い人の反応だと思って尋ねてみたら、自己ベスト2時間43分で30kmから勝負かけるそうな。どうりで安定してるわけだ。。そして互いの走力を知ると対等ではなくなるのがランナーあるあるw
ローカルクラブの人らしく、市街地に入るとあちこちから声援受けてて有名人?折返してからはすれ違うチームメイトへ頻繁び声援を送るリーダー的な感じ。こういう人と練習したら早くなれそうだなんて思いながら後を追ってました。これまでの並走から後追いに変わったのが、実は市街地に入ってからこの人ペースが上がってまして。声援受けたり送ったりでテンション上がってしまっている??時々こちらを気遣って「ついてこれますか?」なんて声をかけてくれる優しい(ちょっと上からw)お方。笑顔で「なんとか!」と返しつつ心の中では(リーダー上げすぎっす。。)とグチる。ペースアップしたことで息が荒くなり段々と余裕がなくなってきているのがわかったので手遅れになる前に離脱。この時には何人か加わって小さなグループができていましたが、リーダーを先頭に遠ざかる彼らの背中を見送り再び単独走。結果論だけどここでのこの判断は正しかった。
土手ではまだ余力がありつつ、まもなく20kmということもあって楽なペースではなくなってきた。予定通りジェルを半分だけ入れて脳を騙すと少しだけ力が湧いてきます。おまじないが大事。
土手を下ってしばらく行けば中間点というところで喜多秀喜さんのゼッケンが目に入る。現役時代に福岡国際で2時間10分台で走ってた超エリートの喜多さんは現在66歳。昨年ハーフを1時間20分で走るというとんでもない人で、開会式ではキロ4で行けるとこまでなんて言ってたけど、ホントにそのとおりの走りでぶったまげ。ややペースを落としている感じだったのでレジェンドのお邪魔にならないよう細心の注意を払いながら前へ出ます。
ハーフ通過タイム:1時間23分44秒
目標通過タイムとの差:-9秒
中間点~25km
静岡マラソンにおいてここまでは前菜みたいなもので、ここから始まる13kmの海沿いこそがメインディッシュ。ギリギリの自分にとってここで向かい風が吹いていないことが達成の絶対条件。
頼むから風よ吹いていないでくれ!ドキドキしながらプロペラに目をやると・・・
オーシ!プロペラ回ってない!※回ってるの見たことないけど、、動いてるよね??
サブ3狙いだった2年前はこれ見た瞬間に獲った気でいましたが、さすがに今日はそこまでの余裕はありません。
過去2回走ったときにはこの海岸線に出たあたりから失速するランナーが増えていましたが、このタイムだとほとんど見かけません。そしてコース上にはバイパスができていて、バンクが腸脛靭帯を痛めつけてくるのでインを攻めるプチ横浜マラソン。
TJARのゴール大浜公園を横目に25km通過。予定よりも-14秒で完全に思い描いたとおりの走りができている。もしこの先で失速したとしてもこれなら納得できる。のどかな海を見ながらそんなことを考えてて、まだ半分しか終わってないのにすでに心が満たされちゃってる謎。
この先に地獄が口を開けて待っているとはつゆ知らず。
コーヘイさま
50分切り、ほんと、感動しました!!
(レポの感想としてはまだ早いですね)
続きが待ち遠しいです!
コーヘイさんの覚悟と気合いを見て、
明日、私も55分切りを狙います!
彩湖練習会をドタキャンせざるを得なかった膝蓋靭帯炎は、なんとか良くなりました。
そしてさらに軽い肉離れを起こしているらしく、脚休めをして疲労を抜いておりました。
シャツ、パンツ、シューズともに赤で、ボーズっぽい奴が走っていたら、私です!
Bブロックからスタートします。
しゅんさん
決めてきました^^
しゅんさんも悔いの残らない走りをされること祈っています。
全身真っ赤なボーズっぽい人ですね、飯田橋付近で声援送るので頑張ってください!