TJAR2018の応援に行ってきた

2年に一度の祭典TJAR。今年は友人中野さん(ゼッケンNo.7)が走ることになったので、出迎えるべくゴールの大浜公園に行ってきました。これまで色んなレースのゴールを見てきましたが、こんなに小規模で小さなゲートを見たのは初めて。そして、誰かのゴールを見てこれほどまでに感動したのも初めて。

選手たちの熱い走りは後日NHKで放送される番組を見ていただくとして、こちらはレース最終日の応援記をお届けします。


8月19日 AM3:50

レース前の激励会で中野さんから受け取っていた行動計画。スタートしてからは毎日のようにこの計画表を片手にGPSで表示される位置を追い続けていました。天候の悪化もあってまったく動きがない時にはハラハラし、関門に間に合った時は安堵する日々。

レース最終日の早朝。
井川の関門を朝4時に通過しなければ失格という状況で10分前がこの状態。

中野さん急いで!画面を何度も更新しまくるもマーカーは動かず。制限時間の4時を経過しても画面は変わらず、、間に合わなかったのか・・・。落胆しながら大会公式のタイムラインを見ると、

なんと3時57分に関門通過!3分前!?
地図画面でもちゃんと井川オートキャンプ場に入ってました。
※この画面は実際の選手の動きが遅れて表示されるのでヒヤヒヤします。

オーシ!中野さんのゴールを出迎えるため、慌てて出発準備を整え静岡へ向けて出発。

東京~静岡 200kmバイクの旅

「TJARを目指す会?」で大浜公園までバイクで行くと言ったらと乗ってきたTさん(Uさんの同僚)。バリバリのトライアスリートで毎年佐渡のアイアンマンに出てるような人。ついて行ける気がまったくしないんですけど・・・。
早朝に二子玉川で待ち合わせたら、案の定とんでもないので登場したTさん。エアロパーツに電動コンポと自分のバイクが楽に5台は買えてしまうモンスターマシン。手前Tさん、その隣の赤いのがワタシの。

Tさんに(遠慮なく)引いてもらい246をひた走る。

野を越え山を越えると、車の数も減りだいぶ走りやすい田舎道。ぴったり後ろにはり着かせてもらったおかげで30km/hの巡航も難なくついて行ける。ちょっと遅れると向かい風で一気にペースダウンしてしまい、慌てて追いつくの繰り返し。Tさんのこの後ろ姿が早そうだもの。

御殿場手前の上りをヘロヘロになりながら越えると、そこから沼津までは下りのボーナスステージ!時速50km越えはさすがに恐怖でした。海沿いの国道1号線は自転車で通ることができないのでこんな隙間道を行きます。看板から静岡の文字が消え去りゴールが近くなってきた。

静岡マラソンで向かい風に苦しんだ懐かしの海岸線。ランだと延々続くように感じられた距離もバイクだと速攻ですな。ここだけ土地勘があるのでTさんの前を走ってみたら、それまでがいかに楽だったか思い知って今日一番疲れた。。

TJARのゴール 大浜公園

TJARは創始者の岩瀬さんが4人で始めたのが2002年。回を増すごとにメジャーになって、今やこんな看板が立つほどに。

砂浜に出てみるとビーチバレー大会が行われていて、はるか先にぽつんとTJARのゴール。なんか思っていたのとは違いましたが、ビーチはみんなのものですし。 

時間の関係でこのまま中野さんのところまで行くというTさんを見送り(というかHPゼロでもう動けない)、一人砂浜で待つことに。日が傾きだすころビーチバレー大会はお開きになり、周囲にはTJARスタッフ&応援者だけ。ようやくそれらしい雰囲気になってきました。

夕暮れになり一人の選手が戻ってきた。ゼッケンNo.6の星加選手。皆でゲートに向かって走り、そのまま海にタッチ。

夕日を背に、しゃがんで海に手をつけている姿がすごく印象的だった。

415kmを走りきったとは思えない、とても清々しい表情。このインタビューシーンを見てしまうと何かが疼く。

そしてTJAR最終日の日が暮れていく。

制限時間は今晩24時。ここまで向かう道中何度も位置を確認していましたが、思ったよりも進んでいなくて気になってました。南アルプスに入っていたUさんからは元気そうな写真が送られてきてるし、ついさっきTさんからも無事会えたと連絡をもらっているので大丈夫だとは思うけれど。

辺りは暗くなり真っ暗な中をゼッケンNo.23の高田選手がゴール。お父さんはすごいんだよと子どもたちに言っている奥さんと、照れながらも誇らしげな表情をする子どもたち。ボロボロなんだけど嬉しそうな高田選手の笑顔がすごくよくて胸が熱くなる。

中野さんは依然として遠く、東京までの最終新幹線ギリギリまでここで待てたとしても22時まで。
ここでは会えないと確信しこちらから向かうことに。

エールを送りに再出発!


大浜公園から井川方面へ北上。
途中、竹内さんの姿を見つけて声援を送る。フラフラになりながら「まだなんだよ、まだなんだ」と念仏を唱えるように言い続ける姿を見たときは、感動というより人間としての生き様を見せつけられた気がして何も言葉がでなかった。
そこからは会う選手全員の名前を覚えて声援を送りながら進みました。どの顔も疲れきってボロボロだけど、これほどまでにかっこいい姿はそう見れない。

市街地を抜けると街灯が減ってさびしい田舎道。真っ暗すぎて気づかれないのが心配だったので、多少は明るい新静岡ICの高架下で待つことに。

周囲に誰一人いない歩道に腰をおろして再びGPSの画面を更新し続ける。もう間もなく見えてくる頃だと思っていたら遠くからか細いライトがゆっくり近づいてくる。横断歩道が赤信号になるとその場にしゃがみ込んでストックに頭をつける状態。眠さだ。

大声で中野さんの名前を叫ぶと、並走してたスタッフ(取材班?)が声をかけてくれたのかゆっくりとこちらに顔を向け、信号が青に変わって近づいてきた。

いつもの飲み屋で会う中野さんとはまったく違う疲労しきった姿に圧倒されてしまい「頑張りましょう!絶対いけますから!」とありきたりの言葉しか出てこず。もう少し眠気が覚めるような気のきいたことを言えばよかった。。
看板に書かれた静岡市街までの距離を見て「あと13kmか、ヤバイな」と少しだけ小走りに。手元のGarmin見ると大浜公園かここまでがまさに13kmでたまげた。睡魔と戦いながらも2年間準備してきたからこその正確な距離感。
どうか間に合いますように。祈る思いで背中を見送り、こちらも静岡駅でバイクを袋につめて東京へ。

無事ゴール

23時51分、中野さん無事ゴール!!415km走ってきて9分前とかありえなすぎる。ちょっと起きるのが遅かったら、何回か信号につかまったら・・・。まさにミラクル!!
完走おめでとうございます!

翌日、お礼と何もできなかったもどかしさを伝えるとこんな返信が。

7日間走り続けたからこその言葉。深い。

TJARを走った選手たちのドラマは秋にNHKで放送されると思います。選手一人一人の違った物語を見れるのは今から楽しみであり、それよりも楽しみにしているのがTJAR報告書。テレビはその性質上映る人に偏りが出てしまうし、あくまでも第3者視点。報告書に綴られた内容こそが本人直筆のレポなので、それを今から心待ちにしています。

走らずとも最高に楽しんだTJAR2018。
ゴールを見ながら疼いた思いが今後どうなるか。
「いつか。」

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2 件のコメント

    • きじすけさん

      嬉しいコメントありがとうございます!
      TJARの最高齢は58歳、まだまだ時間はたっぷりあります(笑

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