ナイキ ヴェイパーフライ エリート フライプリントを買えるか挑戦してきた

東京マラソン翌日の月曜日。ナイキ原宿で行われたヴェイパーフライ エリート フライプリントの販売イベントに行ってきました。あわよくばなんて思いもありましたが、結果はちょっと早いぐらいの市民ランナーじゃまったくお話にならないイベントでしたw そんな場違いなイベントの模様をレポ。

ヴェイパーフライ エリート フライプリントって何?って方はこちらから。

8万円超えのヴェイパーフライ エリート フライプリントを買えるか挑戦してみる?


AM8:00 NIKE HARAJUKU


朝から陰鬱な雨の降る月曜日の朝。人だかりなのかと思ったら行列は皆無でした。店員に試し履きしますかと聞かれたので迷わずうなずき店内へ。店内は写真撮影が一切禁止されておりスマホを触ってるだけで注意されてる人がいた。購入希望の客よりも店員の方が多くてなんか物々しい雰囲気。

2~3人前に並んでいたので、退屈しのぎに前の人にベストタイムはどれぐらいですかなんて聞いてみたんです。そしたら、

「自分は2時間14分っす」

「・・・ハイ??」(目が点)

実業団仲間も買いに来ているそうで、スミマセン実業団に詳しくないので存じませんがさぞかし名のあるお方。前回の記事で学生は8万円も出さないだろうなんて思ってましたが実業団ね。。考えてみればマラソンでご飯食べてる人たちがここに来ないわけがない。ちょっと早いぐらいの市民ランナーが立ち入る場所ではなかったか。。

そんな夢のシューズを試し履きすることができるだけでも御の字。気を取り直して試着室へ。

異次元の軽さと生地のヴェイパーフライ

試着室にはもちろんスタッフがついて最初に注意事項の説明。

写真撮影はダメ ・・・はい、心得てます。

靴紐強く結んじゃダメ ・・・まあ、、TPUだし破れちゃうかもしれないもんね。

履いて立ち上がっちゃダメ ・・・オ、オウ。。これから履くのはガラスのクツなのか??

同意して自分のサイズを伝えると、店員が持ってきた箱から出てきたのは見たこともない飴細工のようなヴェイパーフライ。アッパー素材はTPU(熱可塑性ポリウレタン)でできていて表面はテカテカしてます。1本1本の極細繊維がアッパーを形作る様は中が透けていて、さながらセミの抜け殻とでもいいましょうか。

引用:公式サイト

そして手渡された瞬間の軽さと言ったら鳥肌モノ。頭のなかでなんとなくこれぐらいだろうと思って受け取ると、このシューズはいい意味で期待を裏切ってくれます(笑 これまで手にしてきたどんなシューズよりも軽い。

そのテカテカした素材と触った感触にまったく伸縮性がなさそうなんですが、足を入れるとしなやかに伸びて絶妙にフィットする。フライニットと遜色ありません。というか素材の薄さのおかげでより素肌に近い印象。繊維同士の隙間があいているので通気性も良さそうだし、ニットほどには水を吸わなそうなので重量面でもアドバンテージ。大雨のなかで走ったキプチョゲの意見を受けて開発されたシューズだけあります。昨日のような雨の東京マラソンだと効果を発揮するのかなんて思いつつ、もったいなくて履けない思ってしまう自分はやっぱこれを履く資格ないw 世界記録に挑戦するシューズに耐久性なんて求めるのは野暮というもの。フル1本持てば十分ではないでしょうか。

結果は。

ヴェイパーフライ4%よりもややタイト目だったのでワンサイズ落として25cm(ハーフサイズ無し)に決定。書類に先日の静岡マラソンのタイム(グロスとネットはどちらでもいいそうなのでネットにした)を記入し、記録証と免許証を提示。問題なければ用意されたiPadを使って申込み完了。8万超。。

すぐ横の人の記録が2時間50分だったのを見たらちょっとだけ嬉しい。ここは猛者の集いで2時間30切りじゃないとお話になりませんよ、なんてことはもちろん言いません。今回用意されたのは全サイズ合計で31足。まったく期待はせずに(4%ぐらいは期待)結果を待つことにして、再入場券を受け取りいつも通り出社。

店頭では10時半から結果発表されてたようで、その模様はこちらの記事をどうぞ。
12時頃、そろそろかなと思っていたらご親切にタイトルでわかるメールが到着。

件名: 【Nike Harajuku】抽選販売落選のお知らせ
本文:koohey様 この度は、ZOOM VAPORFLY FLYPRINT抽選販売へのご応募ありがとうございました。厳正なる抽選の結果、誠に残念ながら落選となりました。またの機会のご利用をお待ちしております。

いつもより1時間早く家を出てガラスの靴に足を入れらただけでも感謝しよう。残念ながら自分はシンデレラではなかったけれど。

雨の東京マラソン


昨日東京マラソンを走られた皆さんお疲れ様でした。出発が遅れてしまい今年は浅草橋での応援していましたが、とにかく寒いのなんの。レース後に体調を崩した知人が続出していてレースの過酷さを物語ってました。そんな極寒のなかでも沿道を楽しませてくれる仮装ランナーに子どもは大喜び。マラソンの楽しみ方は人それぞれですが、いつかそういうのもやってみたい。

この東京マラソンのトップ5名は全員ヴェイパーフライ4%で、ナイキの厚底ブームは当分冷めそうにありません。アシックスも厚底に舵取りし始めたようで今後の厚底シューズ覇権争いが楽しみです。

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