【その3】第4回上州武尊山スカイビュートレイル レースレポ

前回の続き


エイドステーションでしばらく食べたり飲んだりしながら休憩。気づけば胃の不快感は消え去ってました。あれは一体なんだったんだ??
原因は謎ですが、回復したのなら復帰するまで!


コースを逆走

勢い良く飛び出すと、その先にはゲレンデをまっすぐ上るランナーの姿。これが噂に聞くゲレンデ直登ですか。たっぷり休んだので楽勝楽勝!遅れを取り戻すべくオラオラと言わんばかりの勢いで上っていきます。

中腹辺りで一呼吸つこうと背中のボトルに手を伸ばすと・・・無い!?
一瞬パニックになりかけましたが、なんのことはないエイドステーションに置き忘れただけ。10分弱だから傷は浅いかぁ。。気温も低いしボトル無しでも行けちゃう?なんて戻るのをためらってましたが、500ml一本だけでこの先走るのはないなと判断。来た道を元気よく!駆け下ります。皆さんの視線が痛いね。。

気を取り直してゲレンデを駆け上がり、快調なペースで再びW1到着。さっきまでのムカムカは微塵も感じられません。

武尊山山頂へ

ここから今回の最高点である武尊山山頂まで一気に上ります。

さっき登った剣ヶ峰をしのぐ急登でしたが、不思議とツラさは感じなかった。まともに走れるのが嬉しくてテンション上がってたんだと思います。まさかレース中にハシゴを下るとは思ってもみませんでしたが。

元気よく上ると水の消費も激しくて、手持ちの水が底をつきかけていました。でも大丈夫。昨日のブリーフィングで山頂のすぐ先に水場があると聞いてて、そのことを誘導スタッフに尋ねると、そこまで行かなくてもすぐ先に川が流れているのでいくらでも汲めると。水の心配をすることなく走れるなんて幸せすぎる。水場はあるけど大会中は使っちゃダメヨ!なんてイジワル言う某山岳レースとはえらい違い。2週間後に走るんですけどね、、そのイジワルな某山岳レース。

水を汲んで粉(経口補水パウダー)入れてグビグビグビっと。

一時はどうなることかと思ったけどこれなら十分取り戻せる。山頂からの下りで一気に攻めよう。
武尊山はこの笹がやっかいでした。スタッフがだいぶ刈り込んでくれてはいるのですが、それでも残った茎が氷の上のように滑るのなんの。しかも谷側に生えているので誤って滑落したっておかしくない。ここだけは慎重に進みます。

武尊山山頂と。雲の中で景色はまったく見えませんでした。

オーシ、こっからぶっ飛ばそう!
前のランナーがぬかるみを避けて迂回している間に中央突破でどんどんパスします。

時にはくるぶしまで泥につかりながら走り続けるものだから顔にも泥が飛んでくる。

急登も好きだけど、下りを攻めるのも最高に気持ちいい。やっぱトレランはこれだよなあなんてことを思いながら、前のランナーに追いついては譲られを繰り返してあっとゆうまにA3到着。

A3 武尊牧場スキー場


ここまでのタイムは9時間35分で予定の1時間遅れ。それでも今のA2~A3区間で30ほど順位を上げることができたので上出来上出来。この調子で上げ続ければまだまだ行ける。完全に復活した胃にうどん、バナナ、クリームパンと固形物を流し込みます。

ここまで40分ごとにジェルを摂りつつ水には経口補水液パウダーを溶かして飲み続けているのでエネルギーは十分。若干腹がグルグル鳴ってるのが気がかりだけど体調は問題ないでしょう。長居せず次に向けて出発!

林道を抜けると待っていたのはゲレンデ直登。これ、写真じゃ伝わりづらいですが上級コースなのでかなり急です。

ここで本日のハプニング第二弾発動。

予想外の出来事 <その2>
腹を下す。

ゲレンデを上っていると突然やってきた腹の中で鳴る音(ギュルギュル・・・・)。マジ??
武尊山からの下りで腹を冷やしたか、、そういえばブリーフィングの時に横山さんが川の水を飲む時はあくまでも「自己責任」て言ってたような。だいぶグビグビいったのが悪かったか。。

ここから地獄の始まりでした・・・。波が来るたびに立ち止まって、収まるのを待つの繰り返し。走ると衝撃で波が来るので刺激しないようにそーっとそーっと。ゲレンデの下りを気持ちよく駆け下りる他のランナーを尻目にこちらはとにかくスローリー。最悪の場合は茂みに飛び込む覚悟でしたが、幸いそこまでには至らず・・・。

ゲレンデの下りがようやく終わったと思って先に進むと、再びそびえる上級コースにガックシ。

気持ちよく駆け下りたい!けどできない(涙 こうなると上りの方が衝撃が少なくて楽だと感じてしまう不思議。

ああ、ようやくオアシス(A4)が見えてきた。

A4 片品高原スキー場

エイドにたどり着くと、待っていたのはなんと奥宮さん!ハイタッチして激励してくれます。

どうやらこのエイドのスタッフはFTRの関係者が担当してくれているみたい。自分の大会ではないのにこうしてランナーを応援しに駆けつける奥宮さん、あなたは最高ですヨ!記念撮影でもと思いましたが、一刻も早くトイレに駆け込む必要があるので足早に立ち去ります。案の定腹は絶不調でこれから夜間になってさらに冷えるのが不安でしかない。

ここまでのタイムは12時間弱で予定よりも1時間半遅れ。時刻は17時を回っていたので、間もなく訪れる夜に備えてヘッドライトを装備します。トイレ一回で腹の機嫌がおさまるわけもなく、相変わらずギュルギュル鳴っていましたがキリがないので先へ進むことに。こんなにも仮設トイレが愛おしいと感じたのは初めて。

エイドを出発して1.5kmほど行ったところで、こんどは腰のゼッケンベルトが無い事に気づき。さっきのボトル忘れをまったく学習していないのが我ながらありえない・・・。引き返しながら、普段使わない物を買った自分を呪い続ける。
愛しのトイレに戻りポツンと置かれたゼッケンベルトを回収。コレ、もっと先まで進んでいたら取りに戻らなかった気がする。

予想外の出来事 <その3>
忘れ物で2度もコースを逆走する。

さて、ここからはいよいよ待ちに待ったナイトステージ。
腹は・・・絶不調デス。

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2 件のコメント

  • 初コメントです。
    キーチと申します。
    サブスリー目指して頑張ってます。

    たぶんコーヘイさんとは同世代です。
    スノーボードで滑ってた斜面がいくつも出て来て
    なんだかワクワクします。

    コーヘイさんの記事を見て
    僕もトレイル始めたくなってきました!

    • キーチさん

      コメントありがとうございます。
      そうでしたか^^ 私も今回のコースはスノボで何度も滑った斜面だったので感慨深かったです。こんなにも急で、こんなにも長いのかと(笑

      キーチさんもぜひトレラン始めちゃってください!ゲレンデを滑るのに匹敵する爽快感を味わえるのでオススメです。

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