分水嶺トレイルのレポ中ですが、一昨日は恒例行事の富士登山競走を走ってきたので記憶が鮮明なうちに。今年の山頂コースは悪天候で五合目打ち切りでしたが、結果的には救われた・・・。
試走したらこうなった
レース一週間前に高度順応がてらちょいと山頂へ。
分水嶺後に足がむくんでなかなか引かず、ほとんど走らないまま試走したのでどうなることかと思いましたが、馬返し~山頂間を3時間3分でまずまず。お鉢めぐりをして体を慣らすつもりしたが、この日の山頂は寒すぎた。レインウェアの下にダウンベスト着ていても震えが止まらず速攻で下山。
来週はそこそこ楽しめるかと思って下っていたら問題発生。下りはじめから左足に若干の違和感を感じてましたが、これがどんどん大きくなってついに噴火。美ヶ原で痛めた激痛リバイバルで走るのはおろか後半は歩くのすら苦痛。結局上りとほとんど同じ時間かけて馬返しに戻ってきた。
今年の富士登山競走は絶望的、、いったい何しに行ったんだろ。
痛みが出たらすぐやめる
その週は一切走らず安静にして、前日にジョグ。違和感はあるけど痛みは出なかったのでとりあえずスタートラインには立つことにしました。フルマラソンと違ってひたすら上り続ける大会なのでペースはせいぜいキロ5。山に入れば走れる区間はほとんどなくなるので、もしかしたら痛くなることなく走りきれるんじゃないかと淡い期待を胸に。途中でもし痛みだしたら速攻でやめるつもりです。
ギリギリまで仕事してから一路富士吉田市へ。今後は前日受付が必須でしょうから毎年このパターンになるのか・・・。20時に市民会館に到着してみると、思ったよりも閑散としてました。ゼッケンを引き換えて、もらった金券(600円分)使って富士吉田うどん×2杯の晩ごはん。
今回の宿は1泊2,500円のカプセルホテル。先週雨の中で3日間テント生活したせいか快適すぎて一切の不満なしw
場所は河口湖のすぐそばで、UTMFのゴール会場すぐ前。宿泊客はほぼ富士登山競走の選手なのでコスパ重視&寝るだけで十分という人にはオススメ。河口湖駅から1.5km、スタートの富士吉田市役所までは6kmで、朝は歩いて会場へ向かってる人も何人かいました。
カプセルイン富士山
まさかのコース短縮
すでに小雨がパラついてて山頂はうっすら見えるぐらい。予報だと山頂の気温は7℃なのでアームウォーマーやシェルを腰ベルトに入れて寒さ対策。試走時の極寒を考えると絶対に足は止められない。
鐘山グラウンドから市役所までアップを兼ねてジョグ。テーピングで固めた上に足首を少しでも安定させようと選んだシューズはGT-2000。
毎年ターサーで走ってるのでこのヘビー級シューズには不安しかないけど、痛みで走れなくなったら元も子もありませんから。
ところが、会場入りしてエネルギー補給をしてたら山頂コース短縮のアナウンスには一同ガックシ。この日のために試走してきた人、はるばる遠くからやってきた人、クリック合戦に勝利してようやくこの舞台に立てた人、年間グランドスラム目指してる人などなど、色んな意味で難度の高い大会だけに気持ちは痛いほどわかる。
ただ、先週山頂で味わった強烈な寒さを知っているだけにこの判断には納得もしてまして。汗で濡れたウェアにあの冷たい強風が当たれば間違いなく低体温症になる人は続出するし、それが標高3,000m以上だと危険すぎる。トップ選手はともかく後方選手は相当危険。そしてこの足の状態というのもあって残念な気持ちと、心のどこかでホッとしている部分もあり。
憧れのAブロック。富士登山競走はロードの選手が多いのでみなさん足が細くて早そう。
整列位置はBの真ん中ぐらいで、昨年もスネが痛いとか言って並んだのはちょうどこの辺り。山頂コースを走るのは3年目ですが、初参加(サブ3した年)が一番早くて年々遅くなる。すべて自分の体調管理の甘さが原因なので、来年こそ万全の体制でここに立ちたい。
お久しぶりです。分水領走られていたのに、まさかの出走ですかタフですね〜。
僕も四年かかってようやく五合目に初エントリーできました、願わくばAブロックスタートと思い50分切りを目指しましたが、残念賞の51分でした笑
いよいよグランドスラムに王手かかりました、いつもこのブログを読んでモチベーションアップに繋げています、これからも攻めに攻めて市民ランナーの目標的な存在でいてください笑
たなかさん
ごぶさたしています。今回は悩みに悩んで結局走ってしまいました。そんな状態だったので結果にはそれなりに納得もしています。
51分とはさすが早いですね!もうグランドスラム達成は間違いないので、誰かさんみたいにケガだけはしないようお気をつけください。モチベーションアップもなにも、こちらこそいつも刺激をもらってます。攻めまくるたなかさんにこれ以上おいてかれないようこちらも頑張ろう