アシックスライトレーサー TS5（asics LYTERACER TS5）レビュー

ライトレーサーの後継モデルTS5が登場しました。ライトレーサーは部活動で使われることを想定したランニングシューズというだけあって耐久性抜群。他のシューズと比べて価格も低めに設定されたコスパ最高の一足です。前モデルとの違いや、履いて走ってみた感想などレポートします。

アシックス　ライトレーサーTS5

部活動のトレーニングに。耐久性と安定性に優れたスピードトレーニングモデル。
・アッパーの中で摩耗の激しい部分（前足部の内外およびつま先部）に補強パーツを採用し、耐久性を向上。
・アウターソールの十字型意匠が、前後左右へのグリップ力を発揮。さまざまな部活トレーニングに対応。
・つま先のラバーを巻き上げ、縫い付け加工を行うことで、優れた耐久性を、ミッドソールかかと部には高硬度の素材をU字型に搭載し、走行時に優れた安定性を発揮。
引用：アシックス公式サイト

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サイズ：26.0cm　重さ：212g

ソールは前作同様耐久性のあるゴムソール。

TSはトレーニングソールの略だそうで、ターサーのような地面をしっかり噛む感じはありませんが、クロスパターンはそれなりにしっかり地面をつかんでくれます。ソールは若干固めなので雨の日は滑らないように注意。

ソールは厚すぎず薄すぎず。それでいて耐久性があるのでなかなか摩耗しません。

小指、親指部分はビニール素材を上から被せて耐久性を向上させています。ここも前作同様。

インナーソールをはずしてみると、、

つま先のラバーを巻き上げた糸でしょうか。ここまでしているので、つま先から剥がれるなんてことはないでしょう。糸の処理がけっこう適当な気も（笑
随所でビニールが多用されていて正直安っぽさは否めませんが、ライトレーサーは「丈夫で安い」が売りなので全然OK！

ライトレーサーTS4とTS5を比較

前作と今作をを比較してみます。まずは重さから。

前モデルTS4とまったく同じ。1グラムの狂いもないのには驚きました。

続いてソール。

まったく変化が見られませんね。。触った感じも同じ。

ソールに若干変更が見られます。

TS2からTS4に変えた時は劇的な進化を感じましたが、今回のTS4からTS5は違いがほとんどわかりません。裏を返せば、耐久性を損なわずに走れるシューズという意味ではこれが完成形なのかもしれません。

ライトレーサーはランニングを始めた初期からずっと愛用しています。固すぎず、柔らかすぎず良くも悪くも特徴がない。これってけっこう大事なことで、履くシューズを決めずに靴箱の前に立った時は大抵これを手にしてます。ジョグからインターバル走までそつなくこなせて、雨の日もガンガン使える頑丈さ。普段の練習で一番よく使うシューズです。

前モデル（ライトレーサーTS4）では色違いでローテーションしてました。
左右色違いで履いてたみこともあるけど、なんか違ったほろ苦い思い出が・・・。

ランニングシューズをネガティブ履きしてみる。

走行レポート

さっそく履いて走ってみました。
まず足をいれて気づくのがサイズのゆったり感。これまでのライトレーサーは細目だったのでWIDEモデルと悩みましたが、履いてみると他のシューズと同じサイズ感。TS5は横幅が若干広くなった印象です。
走り出すといつものライトレーサー。良くも悪くも前モデルとの違いがまったくわかりません（笑
ややヒールカップが固くなって安定性が向上したような気もしましたが、たぶん今履いてるTS4がヘタッてきてるだけ。小雨のぱらつく中をkm/4:00まで上げてみましたが、カーブで若干グリップの甘さを感じつつもこのシューズの機能としては必要十分。ライトレーサー愛用者にとっては最新モデルも安心して使えます。