初海外レースとなったFormosaTrail。日本の山と違って道が荒れてて迷いやすいとか、エイドで何が出るんだろ?とか、そもそも会場にたどり着けなかったりして・・・とかとか。そんな不安はありつつも、UTMFで味わったインターナショナルな雰囲気を味わいたくて走りに行ってきました台湾。毎度行き当たりばったりですがどうにかなっちゃうもので、そんな移動からレースまでをレポ。
台湾初上陸
金曜日は会社を休んで昼前に成田空港へ。トレラン道具一式を背負ってのトリップにワクワクが止まらない。
台湾往復2万円で運んでくれるんだからニヒルな顔してなかなかいい仕事してくれる。LCCなので水や食べ物はすべて有料です。
フライトは3時間ちょっと。飛行機から降りた瞬間ムワっとした暑さに包まれ、着ていたパーカーを脱いで半袖に。これから台中まで南下することを思うと先が思いやられる。台湾桃園国際空港からレース会場のプリまでは大会側がシャトルバスを用意してくれてます。ただし、飛行機の到着時刻とバス出発時刻がたったの30分しかない。ダメ元でイミグレまでキロ4で猛ダッシュ!入国したらろくにレートも見ず両替して1秒でも早くバスターミナルへ。
大量に停まったバスの中から目的の1台を見つけるのは至難の業。そうこうしてる間にバスが出発してしまうのではとハラハラしながら1台1台確認してたら、どう見ても同類にしか見えないご一行を発見w UTMBのパーカー着た西洋人やサロモンのザック背負ったアジア人。尋ねるとまだバスはまだ到着していないらしくてセーフ。
ちなみにバス到着後は一目瞭然のコスチュームを着たボランティアスタッフが出迎えてくれるので焦らなくても見つかります。
このバスに乗れてしまえばあとは会場まで揺られるだけ。バスで200kmほど南下する間に日は暮れて、会場入りしたのは19時半。
前日受付
レイクホテルの一角が会場になっていて、レースパック(ビブやドロップバッグなど)を受け取ります。
ショップに並んでいるのは日本で見たことのないギアだらけ。値段は特段安くはありません。
このホテルを予約していればすぐに休めるんですが、会場周辺の宿は割高だったので5km離れたプリ市街に泊まることにしました。どうせ宿にはほとんどいないし、寝るだけならと一泊2,000円のドミトリーを予約済み。乗ってきたバスがプリまで運んでくれるらしく、どこまでも至れり尽くせり。日本の大会もこれぐらいおもてなしすればもっと海外から選手が集まるんでしょう。
4人部屋のドミトリーは全員明日レース参加者で、台湾以外にも中国や香港から来た選手たちが準備中。
レースパックの中身はこんな感じ。民族チックなデザインが日本ではかぶらなそうでいいね。BUFFとSLEEVEはエントリー時に購入しました。
ゼッケンに高低図をプリントするのは海外では一般的なのかも。日の丸がなんか誇らしい。
レースウェアを着て寝てる猛者もいて、こちらもすぐに寝たかったんですが夕飯がまだ。明日に備えて糖質を多めに入れておかなければと夜の町に繰り出し地元の食堂へ。異国の地で前日に腹をやられるのだけは避けたかったので十分に火を通せる鍋。これで120台湾ドル(約450円)はリーズナブル。ご飯がおかわり自由だったのでお茶碗3杯ほど。
街にはセブンイレブンもファミリーマートもあるので朝食の調達は日本と変わりません。ようやくすべてが終わって寝れる。明日のスタートは4時だから、2時起きということで3時間は寝られるか、、弾丸プランは覚悟してたけど想像通りハード。。どうかレース中に眠気がきませんように・・・。
当日朝
気分が高まっているのかアラームが鳴る前に目が覚めてしまい、、同部屋の中国人とトレラン話をしながら朝食。レース会場へは昨日と同じようにプリのバスターミナルからシャトルバスで送迎してくれるのでドロップバックだけ持って出発!
街は寝静まってましたが、会場はスタート前の熱気で溢れてます!
各国の言葉が飛び交い互いを励まし合うこの感じ!UTMFを彷彿とさせるこの国際色豊かな雰囲気がたまらなく好き。日本人の姿もけっこう多く、小川壮太さんに丹羽さん、井原さんといったトップランナーが目の前で一同に会してるのは圧巻。このプロ選手とは比べるべくもないんですが、自分なりに少しでも上位に入りたいと思っていたので強気に前の方に並びます。気温は15度ぐらいで心配していた暑さもこれなら大丈夫。
カウントダウンが始まりいよいよ冒険の始まり!
スタート会場に辿り着いただけで
こーへーくん凄いです。
続き、楽しみにしております。
キーチさん
凄いもなにも、空港からバスに乗ったら気づいたら着いてた感じでw
日本からのアクセス含めてフォルモサトレイルはオススメです!