初めての海外トレイルレース in 台湾!
Formosa Trail 2018のレースプラン

今週末は台湾で開催されるFormosaTrai(フォルモサトレイル)を走ってきます。初めての台湾で100km越えのトレランレースというのは久しぶりに味わう冒険プラン。格安航空券&現地の宿(ケチってドミトリー)など我ながらリーズナブルに組めたと満足しつつ、まだ旅は始まっていないのではたしてどうなるやら。その辺は戻ってきたら書くとして、まずはレースの紹介と当日のプランから。


FormosaTrail(フォルモサトレイル)

フォルモサ(Formosa, 福爾摩沙)
台湾島には、フォルモサ (Formosa) という別称が存在し、欧米諸国を中心に今日も使用されることがある。これは「美しい」という意味のポルトガル語が原義であり、16世紀半ばに初めて台湾沖を通航したポルトガル船のオランダ人航海士が、その美しさに感動して「Ilha Formosa(イーリャ・フォルモーザ=美しい島)」と呼んだことに由来するといわれている。

引用:wikipedia

レースが行われるのは台北から約180km南下した台中の埔里 (Puli)。緑豊かな山々に囲まれた盆地で、台中からはバスで1時間ほど。台湾原住民が猟で使った山や道を舞台にしているそうで大会は民族ムード満点。

今回エントリーしているのは104kmで、他に65km、40km、16km、8kmが同時開催されます。2017年の完走率を見ると81人中54人完走で66%。面白いのが関門制限時間を過ぎると即DNFとはならず短いレースに自動で繰り下がる仕組み。やめたい人にとっては地獄が終わらないw

高低図を見るとパンチのきいてそうな急登が3つ。最初の10kmで標高1,200上げますから。90km手前からのラスボスなんて自分史上最強な予感しかしない・・・。


104kmで累積標高差5,850mはけっこうハードなコースで傾斜率は5.6%。これがどれほどかと思って調べてみたら、UTMF2018は4.8%、武尊スカイビュートレイルがどんぴしゃの5.6%。おぉ、、これはなかなか楽しませてくれそうじゃないの!小刻みに稼ぐのはなく急登でガツンと上げるメリハリのきいたコースはキタタンを彷彿とさせて大好物。

日本の山と違って整備されていない場所が多いらしくとにかく道がわかりずらいそうな。さらにコース上にはいくつか分岐があるので道間違いにも要注意。大会サイトでGPXを配布してるのでスマホに入れておきます。
一応マーキングはあるけどご覧の通り亜熱帯のジャングルでござい。

この時期の台中は気温20~25℃ですが、標高2,000mでは10℃以下と寒暖差が大きそう。日本よりは暑いので、涼しい環境に慣れきった体がどんな反応をするのか気になるところ。エイドステーションは6箇所あるので水切れは大丈夫だと思いますが、なんせ台湾なので出てくるフードが口にあうのか未知すぎて楽しみと不安が半々。54km地点ではドロップバッグを受け取れるので、いつも通り補給はジェル中心の予定。食の楽しみはレース後にとっておきます。

レースプラン

今回は情報が高低図くらいしかないので、昨年走った日本人のタイムを参考にしました。リザルトを見ると昨年は日本人が20人出走していてその半分が完走。5位にはTJARでお馴染みの朽見さん。

こういう時に便利なのがITRAのサイト。リザルトから日本人の名前を探して、ITRAの選手検索からその人のレース結果を拝見。

いくつか走ったことのあるレースが見つかったのと、自分の武尊山スカイビュートレイルのタイムをベースにしながら2パターンのレースプランを組んでみました。

プランA:18時間完走

スタート直後の急登1,200mをスイスイ上れてしまった場合は調子がいいと判断してそのペースを維持。朝4時スタートなのでその日中に戻ってこれる眠気知らず。かなり調子が良くて最後まで足がもってくれれば。可能性はだいぶ少ないけれど。

プランB:21時間完走

全体通してムリのないペース。暑さや道が荒れていることを考慮するとこれが順当。むしろこれでもムリしないと厳しいと思う。

昨年のリザルトで見るとプランBで15番以内、プランAだと10番以内。もともと出走者が少ないのでそれなりに上位を狙っていけるかな。なんてことを考えながら今年のエントリーリスト見たらビックリ仰天。参加者が81人→189人に増え、日本人も20人→57人と増加。それはいいとして、出走者には丹羽薫さん、小川 壮太さんに加え、ALTRAの星野由香理さん、Answer4の井原さん、TJAR常連の石田賢生さん。スゲェ、、ハセツネ並のドリームチームだ。
こうなると上位狙いなんて夢のまた夢ですが、プロを相手に自分がどこまでついていけるのか、そしてどこまで差がつくのか、力を試す絶好の機会で楽しみすぎる!今週は練習量も抑えて疲労も抜いたし、足や体に不安は皆無なので思う存分台湾の山を走り回れる。今回の相棒はTRAILROC 270。このシューズで100kmオーバーは初なのでどうか足が最後までもちますように。

inov-8 TRAILROC 270(トレイルロック270)レビュー 山を走るのがもっと楽しくなる一足

それではFormosaTrail行ってきます!

-走ってきました初台湾レース-

FormosaTrail 2018レースレポ <その1>

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