絶景を駆ける!箱根外輪トレイルラン(反時計回り)

冬晴れの青空に映える富士を見るなら箱根外輪でしょう!ということで絶好のトレラン日和を狙って走ってきました箱根外輪トレイル。その模様をドゾ。

箱根外輪とは

明神ヶ岳(1,169m)からピークの金時山(1,212m)、そして眼下に芦ノ湖を見ながら箱根の山々をぐるりと巡る50km、累積標高差3,300mのコース。

箱根湯本を起点に一周して戻ってくるんですが、時計回りの方が初心者向きと言われています。過去二回走りましたが、どちらも時計回りで反時計回りは初挑戦。2年前に11時間だったので、今回の目標タイムは漠然と10時間切り。この時期の山は日が短いのでナイトラン装備は必須。

9時 箱根湯本スタート

2年前の噴火騒動で箱根の観光客は激減しましたが今は普通に観光可能。登山客と温泉客が半々ぐらい。駅にはロッカーがたくさんあるので荷物預けには困らないでしょう。

時刻はちょうど9時。19時までに戻ってこれますように。

駅を出たらすぐに線路下をくぐり、舗装路を上り続けて阿弥陀寺へ。

境内脇を抜けるとそこが登山道の入り口。季節的に人があまり通らないのかだいぶ荒れてます。

山の朝は張りつめた空気がヒンヤリ気持ちいい。霜が降りててザクザクと小気味いい音を立てながら走ります。

箱根といえば笹のトンネル。高さ3m以上ある笹の間を走っているとまるで自分が小人になった気分。

これ、ピーカンだとなんとも思わないんですが、夜になるとなかなか不気味で・・・。密集した笹の隙間に鳥だか獣だか潜んでて時々ガサガサ鳴るんですわ。

11時 明神ヶ岳


足もピンピンしていてサクッと。
そしてここから見る絶景がたまりません。手前に見えているのはこれから向かう金時山。

振り返ると遥か鎌倉方面まで見渡せました。

ここから金時山までは気持ちのいい稜線を駆け抜けます。

日向は霜が溶けてだいぶグチョグチョ。スポルティバのAKASHAを履いてましたが、武尊での忘れられない思い出(ソックス破れ)があるのでなるべくシューズを濡らさないよう泥沼を避けつつ。

笹トンネルを行く。

目指す金時山が近づいてきました。

ちなみに外輪トレイルの大ボスはこの金時山。時計回りでも反時計回りでも山頂までの急登はがっつり足にきます。富士登山競走を思い返しながらゼーハー急登を駆け上がる私と、それを引き気味の目で見送るカップル。
視界が開けて楽しかったドMタイムはお終い。

12時20分 金時山

見たかったのはコレ!

山頂にある金時茶屋で小休止。ハイカーとなんかの取材?テレビクルーでにぎわう茶屋で金時うどんをいただきます。

2年前ここに来た時は金時娘(14歳の時から65年以上切り盛りする茶屋の主)さんがおにぎりやらいなりやらをくれて。その翌日に噴火騒動があったので気になっていました。あの気さくなおばあちゃんは元気にしてるだろうかと尋ねると、ケガをしたそうで療養中のためここしばらくはいないのだそうな。
残念がっていたらおもむろに近づいてくるテレビ局のスタッフ。聞くとNHK静岡で金時娘さんの特集を撮っているそうで、今のやり取りをもう一回やってもらえないかと頼まれ。仕方なく店員さんと再度同じやりとりをするという、我ながらなんとも滑稽でわざとらしい演技でしたが、満足したのか何度も礼をされ。
テレビ番組ってこうやって作られてるのね。。

30分ほどの休憩で腹も満たされ後半戦スタート!
湯本まで30㎞強。これから走る稜線がはるか先まで見渡せます。まだ先は長い。

ここから海に沈む夕日を見たら最高でしょうけど、、電車では帰れなくなるのでまたいつの日か。

登るのもいいけど、それと同じぐらい見るのもいいなと感じます。後ろに南アルプスも見える。

次第に陰が伸びてきました。この日が傾きはじめた時のなんともいえないさびしさは大人になっても変わりませんな。というか暗くなるまで野山を駆けまわるというのが子供の頃と変わってないからそう思えるのかもしれません。

真夏のトレランと大きく違うのが水分補給量の少なさ。ここまで走って1Lも消費していません。ただ、汗はかいていなくても乾燥のせいで確実に水分は奪われてるはず。意識して水分補給。ボトルの水はキンキンに冷えてて喉が痛い。

旧街道を下れば箱根町。

今年も大いに盛り上がりました。まだほんの2週間前なんですね。

湯本まで残り15km。
てっきり目の前に見える山も越えるものだと思って迷わず登山道に入りましたが、ハテ過去にこんな山登ったっけかな??

ヒザに手をついて上がるような急登で、40km近く走ってきた足には相当キツかった。ぶっちゃけ今日一番ツライ・・・。
屏風山??やっぱりここは初めて。一応外輪には含まれるみたい。

あとで外輪のルートを見直すと、皆さんここは避けて舗装路を行ってらっしゃる。というか過去の自分も。足を追いこめたからいいのいいの。

暗くなってきたのでヘッドライト装備。
まだ17時半なのにまるで真夜中のような雰囲気。

やけに耳が痛いと思ってたら-5℃の表示をみて納得。そのうちボトルも凍るネ。

湯本まで8km。タイム的には10時間ギリギリ間に合うか。

気温が下がって再び霜が降りた地面をザクザク音を立てながら一気に駆け下ります。町の光が近づいてくればゴールはもうすぐ。

18時50分 箱根湯本ゴール

9時間50分でどうにか目標の10時間切りは達成。屏風山に行かなければもう20分ハヤイヨ・・・と強がってみるw

今回反時計回りで走ってみて、どちらが難易度高いかと言われるとたしかに時計回りの方が楽かもしれません。半時計まわりは金時山までひたすら上るので序盤でけっこう足にくる。対して時計回りは緩く登って一気に下るので精神的に楽かと。自分としては時計回りの方が景色を楽しめるので好みですが。

随所に看板があるのでコースは比較的わかりやすいですが、分岐が多いので初めての場合は地図がマスト。また、このコースは基本的に稜線を行くので風除けなどの防寒対策も必須です。あとナイトランの装備も。
50kmが長すぎる場合は金時山で山を下りれば30km。箱根町で切り上げれば40kmとエスケープルートが色々あるのでレベルに応じたコースが作れます。いずれにせよスタート時間は早い方がいいです。それと箱根湯本なので当然ながら温泉はいくらでもあるので、走った後は汗を流すことも可能。

絶景を満喫できる冬の箱根外輪、オススメです!

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4 件のコメント

  • 屏風山もやったのですか(笑)
    外輪山、気にいって、ここ3ヶ月で3回行ってます。
    屏風山入れずに9時間35分がベストです。
    金時山で食事して、屏風山も入れて、
    10時間切りはお見事です♪

    • チョパさん

      FB見てました(^^
      この時期の外輪は最高に気持ちいいですよね。
      ちなみにこの翌日に陣馬へ走りに行くチョパさんの方がお見事すぎるので・・・
      さすがに真似できない(笑

      次回チョパさんの記録に挑戦します!

  • コーヘイさま

    楽しく拝見しました!
    箱根外輪、今年は走れるよう身と心の準備をします!
    その前に、高尾山などである程度経験したいなと思ってます。
    来月、何か企画されるんですね!?
    ぜひ、参加したいです!

    4日・10日・17日以外であったらよいな~(すみません)

    次の日曜の21日、コーヘイさんは、申告タイム1時間20分&陸連登録でAブロックですよね!
    見えない背中を追うように頑張ります!

    企画の周知、楽しみに待ってます‼️

    21日、背伸びして、1時間25分台を目指していっぱいいっぱいの全身赤の姿のランナーがいたら私です(笑

    • しゅんさん

      箱根外輪走りたいとのことでしたのでご参考になればと。
      高尾山も走りやすくオススメですが、いかんせん人が多いので走るなら早朝に行くか、もしくは裏高尾もオススメです。
      2月に練習会やりますのでぜひご一緒しましょう!概要は近日公開しますのでしばしお待ちを。

      明日は千葉マリンマラソンですね。風も無さそうなのでお互いいい記録が残せますことを。ちなみに1時間20分はさすがに・・・狙いたいけど^^;

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