【その1】第25回ハセツネレースレポ
不調で走れなくなりDNFを決意・・・

今年も走ってきましたハセツネ。例年以上にハードな内容だった、、レース環境も自分自身のコンディションも。ウルトラトレイルから2週間が経過し、足の豆も完全に治って日常生活にはなんの支障も出ていません。ロードで20km走も難なくこなせていたので体調は回復したものだと思っていたら大間違い。そんなのっけから地獄に叩き落されたレースの模様をご覧ください。

スタート前


ナイト試走会を企画してくれたKさんと、そこで知り合った今回ハセツネ初参加のクドーちゃん。ロードもトレイルもノリに乗ってるHさんと五日市会館で合流して互いに健闘を称えあう。そしてKさんの後について整列すると、10時間のそれもだいぶ前の方。実際10時間台を目指してはいるんだけどもさすがにこれは前過ぎないかと少々不安になってました。初ハセツネのクドーちゃんは11時間の列に向かって行った。

強い日差しに立ってるだけで汗が止まらない。スタートまで1時間もあるのでしゃがみ込んで体力温存。すでにハイドレーションの飲み口をくわえてる人もいて、レースの厳しい暑さを予感。
今回のレースで、タラウマラ族の最速女性ランナーが走るそうで、その模様をTV番組「ザ!世界仰天ニュース」で追いかけるんだとか。いったいどんな記録が出るのか楽しみ。開会式ではそのメキシコのタラウマラ族ファミリーがご挨拶。彼らの掛け声をみんなで復唱するんですが、発音が複雑すぎて誰も真似できず(笑

この位置!かつてないほど前方からのスタートなので潰されないようにしなければ。

順調な入りからの急転直下

カウントダウンからの号砲でレーススタート!とんでもなく早いかというとそこまででもなくてペースはkm/4分後半なので十分ついていける。Kさん、Hさんはペースが上で背中がどんどん遠ざかっていく。こちらは序盤を抑える作戦なので追わずに見送ります。

ロードを終えてトレイルに入るといきなり渋滞発生。ここ、以前までは二又に分かれてどちらにも進めたんですが、今年はシングルトラックなので渋滞は避けられず。この位置からのスタートでも回避できないのか。

今熊神社通過は22分で早すぎず遅すぎないちょうどいいペース。トレイルでもそこまで早いとは感じず、問題なく前のランナーについて行ける。入山峠通過は58分と順調順調。

ここからがレース本番なんて気合いを入れて走っていたら、だんだんと走るのがしんどくなってきます。胃?心肺?めまいに似た症状はどこかがおかしいらしく、前のランナーについていくことができなくなって道を譲る展開。坂を駆け上がる力が湧いてこず、平たん路すら走る気にならない。下りはかろうじて走れているけどかなりスロー。このまま動き続けると潰れる気がして脇に避けて一旦息を整えます。再度走り始めるも症状は変わらず。これはいったい・・・

完全停止からのDNF決意


休める場所を見つけ、荷物を下ろして完全停止。木に体をあずけて元気よく駆け上がっていくランナーをぼんやり眺めていたら、11時間の列に並んだクドーちゃん。心配して駆け寄ってきそうな雰囲気だったので、先に行くよう促して背中を見送ります。
スタートから2時間も経過しておらず、まだ市道山分岐にすら到着してない状態でこれは正直キツイ。やっぱ武尊のダメージは抜けていなかったということか・・・。さすがにこんな体調で残り60kmは考えられない。今回は完走が目的ではないので未練はない、適当なところで山を下りよう。結局ここで20分ほど休んでレースに戻ります。

終われない

市道山分岐でスタッフにリタイアポイントを尋ねると、醍醐丸から和田峠に下りれば迎えの車が来るそうな。醍醐丸で終わりとは早かったなぁ、今年のハセツネ。

吊尾根を過ぎて醍醐丸までの上り。幾分体調が良くなってきて前のランナーについていくことができるようになっていました。そして頭上から聞こえてくる賑やかな楽器と声援の音。レースを下りるなら醍醐丸を左、続行なら右。どんどん近づいてくる声援に少し力が戻ってきて、もう少しだけレースを続けてみようと決意。とりあえず浅間峠まで、その先のことはそこまで行ってから考えよう。

上りきったら右折して声援に元気をもらいながら進みます。この辺りから足を止めてうずくまる人がチラホラ。

走れるようにはなりつつも万全とは程遠い状態で、いつもなら駆け上がる上りも完全に歩き。そんな状態の時に前のランナーと話す機会があり、なんと彼も先々週の武尊山スカイビュートレイルを走ったんだとか。(ゴールは24時間台とすごい記録!)聞くと同じように疲労が抜けていなくて今日のハセツネは遊びなんだと。ハセツネの場合どうしても記録を狙いにいってしまうので、なるほどその考えはなかった。130km走った2週間後に同じパフォーマンスで走ろうという、その考えが間違っていたと気づかせてくれた。(いまさらw)


第一関門(浅間峠):3時間56分

いつもなら3時間30分で通過しているのでだいぶロスした。ただ、おしゃべりしながら気ままに走っていたのが良かったのか体調は完全回復。このままレースは続行しますが、それには一つ問題が。休んでいる時にだいぶ水分を消費&リタイアするつもりだったので気にせずグビグビ飲み続けたせいで水の残量が500ml。月夜見までもつかな。

Pocket

2 件のコメント

  • コーヘイさん

    厳しい状況でのレース本当にお疲れさまでした。

    かなりグロッキーな様子を目撃してしまい、心配していましたが、ゴール後に速報タイムを見たときには思わず鳥肌が立ちました…!
    (通過タイム的に、自分は第一関門で補給食の入れ換えなどもたついてる間に抜かれているような気がしますw)

    残り60キロ以上もある中であの状態と、完全に心が折れそうな状況からの頑張りを思うと、本当にすごいと思います。

    レースは終わったばかりですが、自分もまた頑張ろうと思います!
    また機会があれば、ぜひよろしくお願いします。

    • クドーちゃん

      初ハセツネお疲れ様でした!
      見送った背中は元気に満ちていたのでいい記録が出るだろうと思ってましたが、リザルト見たら目標の13時間切り達成!やりましたね、おめでとうございます!!
      瀕死でヘロヘロな姿を晒したので、復活した姿を見てもらおうとずっと探していたんですが結局会えずじまい。クドーちゃんどんだけ飛ばしてんだ?と思いながら走ってましたが、なるほどそういうことでしたか(笑

      毎度のことながらレースは色々起こりますが、成功も失敗も含めそれらすべてがいい経験。こちらもクドーちゃんに負けないよう頑張っていくので、これからもお互い切磋琢磨しながら上を目指して行きましょう!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)