ハセツネ一週間前、前半パートを試走してきました。ライトテストも兼ねてナイトランからスタート。7時間を目標に都民の森目指します。
3時 武蔵五日市駅
寝静まった町を抜け、今熊神社へ。
早々にクモの巣がお出迎え。顔面から突っ込んだ時の気持ち悪さったらありません。
昨日は試走した人がたくさんいたでしょうから、たった一晩ででこれだけできるのか。。身をかがめて、ハンドライトでクモの巣を照らしながら進みます。
ここから街灯はなくなりますが、見知ったコースなので不安はありません。
大会前ということで、あちこちに道標が立っていました。リフレクターがついていて、かなり離れたところからでも認識できるのでありがたい。
5時15分 市道山分岐
気持ちのいい下りで何度通り過ぎたことか。道標が2本も立っていたのでこれなら間違えようがありません。
しかし、ナイトトレイルの写真ばかり並べると不気味だ・・・
5時50分 醍醐丸
辺りが明るくなってきました。
朝日が昇り始めてトレイルが幻想的に。
いつもは陣馬方面に向かうので、ここから先は初めて。この醍醐丸から先の吊尾根はフラットで爽快に走れます。
ただ、この日は関東地方に強風注意報が出ていて、尾根は風が吹き荒れてます。体温を奪われないようウインドウシェルで防寒。
6時30分 生藤山
富士山が綺麗に見えました。
ここから熊倉山までのルートでミス。神奈川方面への下山ルートを1kmほど下ってしまいます。道標がないのですぐに気づいてよかった。分岐なんかあったかな??気持ちよく下っているときは要注意です。
7時 熊倉山
生藤山からは5分もかからないでしょうに、20分余計にかかりました。
7時20分 浅間峠
第一関門までは先程のロスを差し引いて4時間弱。
ここからポールを使い始めます。
7時20分 数馬峠
写真だとポカポカ陽気のピクニック日和ですが、実際は強風が吹き荒れてます。
ここでポールはしまいます。登りは楽になるのですが、いかんせん走りづらい。下る時もポールを使うならともかく、そんなテクニックはないのでギクシャクして遅くなる。
9時15分 槇寄山
さらに標高が上がり、富士山が近く感じます。強風は相変わらず。景色眺めてると体温を奪われます。
山では紅葉が始まってます。
今年のハセツネは例年に比べて2週間遅い開催。明け方の寒さ対策はしておいた方がよさそうです。
槇寄山から三頭山の登りはきつかった。
前回の試走はこの登りがスタート直後だったのでなんてことありませんでしたが、ここまで40km近く走ってると段違い。
御前山なんてどうなっているのやら・・・
9時55分 避難小屋
さい口峠から下山予定でしたが、バスの時間的にギリギリ間に合うかどうか。日曜朝でハイカーも増えてきたこともあり、今回はここまで。都民の森バス停に向かいます。
10時20分 都民の森
どうにかバス出発10分前に下山できました。これを逃すと2時間半待ち。。危なかった。
試走してみて
前半、後半と試走してみてなんとなくコースはわかりました。ロードと違い、トレランはコースを走っているのといないのではだいぶ違うと改めて感じます。見知った市道山分岐まではナイトランでもまったく不安はありませんでした。そんな意味で、今回後半の試走をしといたのはよかったかも。分岐はもちろんのこと、果てしなく続く登りがどこまでなのかを知っているというのは、精神的にも辛さ半減?すると気がします。
今回試走してわかったことは、
・走りづらいのでポールは不要
・月夜見までの水分消費2.5L
・生藤山、三頭山、御前山はとにかく頑張る、足止めない
・金毘羅尾根で全開するための足&バッテリーを残す
三頭山までのタイムを倍すると完走タイムの目安なんて言われてるので、目標は13時間。前半の渋滞に巻き込まれないために、入山峠まで60分で行きたいところ。
今回は駅前の駐車場でしばし仮眠しました。というのも、大会当日は車で行くつもりですが、線路沿いは音がうるさいという情報を耳にしたので試してみたかった。
確かに電車やアナウンス音は聞こえますが、それも12時まで。時々、走り屋が山へ入っていく音以外は静寂に包まれてました。音については個人差ありますけどね。
車中泊用に初めてエアマットを使いましたが、リクライニングとは段違いの快適さ。シートをフラットにできるなら断然オススメです。
レース1週間前に試走はやや無謀でしたが、とりあえずダメージもなく本番に挑めそうです。
ハセツネまであと1週間。
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