横浜マラソンの翌週、ほどよく回復したので久しぶりにトレイルへ行ってきました。
今年の秋はハセツネ参戦を予定しているので、初めてのナイトランをしてみることに。コースは武蔵五日市~高尾山口の走り慣れた30km。
ナイトランは初めてなので、踏み固められた高尾山なら安心です。あわよくば同じようなことしてる人が高尾山ならいるんじゃないかと期待したり。
15時半 武蔵五日市駅
いつもならゴールする時間。駅には走り終えたランナーが帰り支度をしています。
これから出発すれば、ちょうど陣馬山で日が暮れる計算。
ロードを3km走って今熊神社へ。ここからトレイルのスタート。
どんより分厚い雲に覆われ、ときおり雨がぱらつきます。
1年半ぶりのトレイルはやっぱキツイ!心拍数は160~180bpmをいったり来たりでロードでは味わうことのない高負荷。以前よりも上り坂で足が止まらなくなったのでそれなりに成長はしてるようです。
この時期に山に入ったのは初めて。草がなくて走りやすいのですが、ちょっと寂しい感じもしますね。青々とした中を走る夏の方が爽快感はあります。
西日を浴びながら誰もいないトレイルを疾走。
このところ時計と睨めっこしながら走っていたので、純粋に走る楽しさを感じるのは久しぶり。やっぱいいな、トレイルラン。
17時半 市道山分岐
ここの分岐は間違えやすいとこなんですが、立派な道標が立ってました。
尾根はまだ明るいですが、木々に囲まれるとだいぶ薄暗い。陣馬山までライト無しは厳しいか。
18時 醍醐丸
日が沈み、空は若干明るい程度。ここまでハンドライトで来ましたが、ヘッドライトを装着して一気に下ります。
18時半 陣馬山
闇夜に浮かび上がる陣馬山のシンボル。
真っ暗闇で誰もいない陣馬山山頂。もしかしたら同じようにナイトトレイルしてる他のランナーがいるかもと期待したのですが、誰もおりませぬ。
ふだん賑やかな場所に誰もいない不気味さったら・・・
とりあえず誰もいない山頂でおにぎりを補給します。こんな闇夜でハンガーノックなんてありえませんからね。
ここから高尾山までの15kmは踏み固められた走りやすいコース。
今回初めてヘッドライトとハンドライトを使って走りましたが、走るのには十分な明るさ。視点が正面に固定されるので昼間のような爽快感はないかわりに、異次元空間をかっ飛ぶ感じで楽しめます。
試しにライトを消してみると、目を開けも閉じても同じという闇夜。ときおり獣?が飛び去る音には毎回心臓が飛び出しそうになります。
昼間だと歩いてしまうところもガンガン走れます。歩くとあまりの静けさに余計なことを考えそうになるので、とにかく疾走疾走(笑
19時半 景信山
ここから見る夜景はキレイだろうなと思ってましたが、想像通りの絶景。ずっと暗闇を走り続けて来たので心温まります。
振り返るとブレアウィッチ・・・さあ、あと少し頑張ろ。
21時 高尾山口駅
高尾山山頂はパスして稲荷山コースで無事下山。明るすぎて目がくらむ。
結局、武蔵五日市から高尾山口まで誰ともすれ違いませんでした。普段人が多くてとても走れたものではない高尾山も、この時間なら心ゆくまで走れます。真っ暗闇で爽快感はないけどね。コースタイムも以前より30分早くなってるのでロードの走り込みが効いてます。ただ、トレイルで早く走るためのテクニックはまだまだなので、あくまでスタミナがついただけでしょう。
※途中GPSをロストして距離がおかしなことに。実際は32km弱。
今回は3時間程度のナイトランでしたが、ハセツネは夜明けまで。ワクワクしますが、さすがに1人で試走はできないな。。
ちなみに、ヘッドライトとハンドライトはとりあえず定番のエントリーモデルを調達しました。機能に不満はないので当分使えることでしょう。
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