六甲山縦走トレイルラン(三宮~宝塚)

最近トレイルランニングにどっぷりハマっています。
今回は出張で関西方面へ行ったので、六甲山を走ってきました。

六甲山は須磨から宝塚まで続く連山で、毎年六甲縦走トレイルランという大会が開催されています。六甲全山縦走というと須磨~宝塚の約55kmを指すのですが、今回はちょっと短く三宮~宝塚までの30kmを走ることにしました。

早朝、大坂を出発。上空には綺麗なうろこ雲。
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今回のゴールとなる宝塚駅に荷物を預けて、スタート地点の三宮へ向かいます。
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日曜日の朝で人通りが少ない三宮の街。ここから新神戸駅までジョグ。
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新幹線の高架をくぐると、そこから六甲山の登山道が始まります。
神戸の空はどんよりしていて、六甲山はすっぽり雲の中。山中での視界が若干心配です。
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登り初めて20分。ここから先は雲の中なのでしばらく街の景色は見れないでしょう。
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六甲山はハイカーがほとんどで、たまに走ってる人を見かけます。
布引貯水池まではウォーミングアップがてら早歩き。
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貯水池をすぎたころから本格的な登山道が始まります。
ついさっきまでの神戸の街が遠い過去のよう。
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六甲山からの景色に期待していたのですが、あいにくの天気で雲の中から時おり街が見える程度。なにより、ムシムシして汗やら湿気やらで不快指数はMAX。

六甲山は初めて登りましたが、とにかく道が枝分かれしていて複雑です。
道に迷いやすいと聞いていたので、地図をiPhoneに入れておいてよかった。iPhone版「山と高原地図」アプリはおすすめです。オフラインでも使えるので、山を走るときの必需品になっています。

とはいえ、今回の縦走コースは分岐に「六甲全山縦走路」という目印があるので、それを見逃さなければ迷うことはなさそうです。
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摩耶山頂(690m)に到着。霧でなんにも見えません。
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ここまで登ってくる途中で抜かされた、男女のお二人に追いつきました。
聞くと彼らもこれから宝塚を目指しているそうで、男性は大阪マラソン2012のTシャツ着ています。今年秋の大阪マラソン2013に出場するので、レースについていろいろ聞かせてもらいました。

ここからしばらくはロードの下り坂。
天気も晴れてきて気温とともに湿度が一気に上昇。山全体がムワ~~とした熱気に包まれてます。

ロープウェイの六甲山頂には売店があって観光客で賑わっています。
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神戸ゴルフ倶楽部の脇を抜ければ山頂まであと少し。
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六甲山山頂(931m)に無事到着。ここまで約3時間半。おにぎりを補給します。
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山頂から宝塚までは下りがほとんどなので気持的にも楽です。
うっすら大阪方面が見えました。
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縦走路の看板に従うと、時にはこんな所に入る場面も。
半袖短パンで突入するのは過酷です。。どうかヘビとかいませんように。
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20kmを過ぎたあたりから疲れがではじめ、徐々にペースダウン。
誰もいない山奥。風の音を聞きながら木漏れ日の下で一休み。
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すると先ほどのランナーお二人が。すぐ後ろを同じぐらいのペースで走っていたようです。せっかくなので彼らの後ろからついて行くことにしたのですが、全然ついていけませんでした。女性の下るスピードは尋常じゃなく、これまでの疲れを感じさせません。早々とついていくのをあきらめました。。

ここまで来れば日没までに下山できると割り切り、景色の良いところを見つけては寄り道。ここから見る夜景はさぞかし綺麗でしょう。電線が邪魔だけどね。
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残り5kmのところでハイドレーションが空に。いつも20kmで飲みきっていたので、この暑さの中よくもったほうだと思います。ゴールが近づくにつれて、飲むものや食べるもののことで頭はいっぱい。というかそれが最後の走る力になってるような。

山道が終わり延々と続くロードの下り坂。足にくる・・・
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住宅街を抜けるとオアシス(ローソン)発見!!
すると先ほどのお二人がビールで乾杯してるじゃないですか!
仲間に入れてもらい、3人でしばしマラソン談義をして別れました。
大阪マラソンは応援に行くそうなので、また会えるかもしれません。

六甲山縦走は山道と車道が混じったコース。
峠を走りにきてる車やバイクが多いので、見通しの悪いカーブはけっこう怖いです。
縦走路の山頂には売店や自販機やがあるので補給はしやすかったです。ただし、六甲山頂を過ぎてからは宝塚まで補給ポイントが見つからなかったので要注意。

今回はじめて山で30kmを走りましたが、全山縦走だと今日走った距離プラス25km。
ここからさらに25km走るなんてのは今の体力じゃとてもとても。
もっと体力つけて、次は全山縦走に挑戦したいと思います。

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