レビューをするときに心がけている3つのこと

気に入ったギアを使いこなす、使いこなせるレベルまで自分を成長させる。
なんでも道具(格好)から入るタチでして、ベストなギア探しは走ることと同じぐらい楽しみの一つです。シューズ、ウォッチ、ライト、ザック、etc。これまでいろいろなギアレビューをしてきました。そんなレビュー記事を書く時に心がけていることや、レビュー記事の魅力について思うことを書いてみます。


その1:誰に向けて書くか


そのギアをどんな人に向けて書くかというのをあらかじめ定めています。例えば、ターサーだったらサブ3を目指す3時間前半のランナーに向けて。ダイナフライトはサブ4を目指す4時間前後のランナー、またはウルトラマラソンを走る人に向けてといった感じ。

サブ3ランナーとサブ4ランナーでは求める機能が異なります。対象を限定することで、それに合致した人に向けて役立つ情報を提供することができるし、書く内容がブレづらくなります。万人向けに書ければベストですが、そんなギアはなかなかありません。「こんな人にぜひ使って欲しい!」という思いを持って書くようにしています。

なんてこと言いつつ、書いた記事は最後まで読んでもらいたかったりもしまして。「◯◯な人にオススメです」という結論を最後まで出さないチキンな私。冒頭に書いて速攻で画面閉じられたらね、、寂しいですから。

その2:良い点と悪い点の両方を書く


どんなギアにも「良い点」と「悪い点」が存在します。自分にとってはなんでもないことが、ある人にとってはとんでもなくマイナスなことだったり、その逆もしかり。これを判断するのは読み手です。そこで、どんな些細なことでもとにかく書いておいて、少しでも多くの判断材料を提供するようにしています。

なお、レビュー記事の書き手がどんなレベル(走力&技術力)かを知ることはすごく大事。それによって書かれた内容は大きく変わってきますから。私自身人のレビューを参考にする時は必ず書いている人のフィジカルや技術レベルをチェックするようにしています。
自分とあまりにかけ離れたレベルの人がレビューした記事の場合、そもそも見ている景色が違うので当てはまらない可能性大。自分よりもちょい上か、目標タイムを対象にした記事だと参考になることが多い気がします。アマゾンのレビューなどはこの辺が見えづらかったりします。
同様に、書いたレビュー記事に説得力&共感をしてもらうためにも、現在の自分のレベル(走力&技術力)は明らかにしておいた方がいいでしょう。

その3:書いて終わらせない


レビューを読むなら雑誌は欠かせない存在。プロのライターが書いた文章は魅せられるし、読んでて猛烈に物欲を刺激される(笑
ただネットに書かれた素人目線もけっこう大事で、広告がないからこそしがらみを気にすることなく書けるという利点もあります。そしてネット記事が何よりも優れていのが書いた後で加筆修正できるということ。身銭を切って買ったギアですから最初は誰でもいいことを書いてしまいがち。ただ、ギアの本質はしばらく使って初めて見えてくるもので、ブログだったら書いた記事を適宜アップデートできるのが雑誌にはない最大のメリット。

過去にvivosmartのレビューしましたが、このように最初は絶賛しまくり。

Garmin「vivosmart」レビュー スマートウォッチにもなるライフログバンド

1ヶ月使ってわかることがいろいろ出てきます。

Garmin「Vivosmart」レビュー 一ヶ月使ってみてわかったこと

最終的に液晶が壊れるまでをレビューしましたが、こればっかりは使い続けないとわからない。

Garmin「Vivosmart」レビュー 11ヶ月目で液晶に不具合発生・・・

自分のレベルが上がれば、そのギアに対する印象も当然変わります。そんな時は現状で再度レビューしたっていいんです。大事なのは、その時感じたことをありのままに書くということ。

レビューの醍醐味


いいと思ったギアを誰かに伝えたい。読み手が共感してそのギアを欲しくなったり、買おうか迷ってる時に最後のひと押しになったり。人に映画をすすめて、面白いと言ってもらえた時に嬉しく感じるのと似ているかもしれません。ちなみに、このブログはアフィリエイトプログラムに参加しています。レビュー記事にある商品リンクから商品が買われると管理人にお布施が入る仕組み。微々たるものなのでそれを目的に記事を書こうとは思いませんが、自分の書いた記事を読んでギアを買おうと思う人がいるというのは単純に嬉しいものです。

なんだかんだと書きましたが、最終的には「コイツが言うんだから間違いない」と思ってくれる人が増えたらいいなと思っています。会ったこともない人にそう思わせるなんて並大抵のことじゃないと思いますが、自分が使って感じたことを嘘偽りなくレビューすることを続けていれば、何人かは共感(信頼)してくれるんじゃないかなと。

自分にとってレビュー記事を書く醍醐味、それは
読んだ人の心を動かす
コレにつきます。やってる自分が楽しいというのもありますけどね。
今後もいろいろレビューしていくので、最後まで読んでもらえると管理人は喜びます!

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4 件のコメント

  • はじめまして。
    いつも楽しく読ませて頂いています。
    私は兵庫県に住む53歳のオヤジです。
    ロードバイク歴10年
    ラン歴3年
    最近はランニングの方に軸足がのってしまっている感ありです。
    フルには5回出場し何とか全てサブ4
    ベストはこの3月にあった篠山の3:36:20です。
    今年はサブ3.5を達成したいなと思う中、ここのレビューはほどよく物欲を刺激してくれます。
    その中で今回の文中にもありましたが決していい事ばかり書いていない所に共感を覚えています。
    先日のガーミンフェニックス5ももう少しで買ってしまいそうになったのですが620との比較を見て留まっているところです(笑)
    現在920を使っていますがレビューを読んで私のスタイルなら今ので充分だと結論に達しました。(正直まだ揺れていますが)
    これからも利用者目線に沿ったレビューを楽しみにしています。

    • ブラティンさん

      はじめまして、コメントありがとうございます。
      3年でその記録とは、さすがロードで心肺を鍛えられてただけありますね。サブ3.5と言わず、ぜひサブ3目指してください!^^

      現在920を使われていて不満がないのでしたら今のままがいいように思います。もう少し待って935という手もアリですが、そこは物欲との勝負。
      私はトレイルで使うのでサファイアガラスがマストだったんです。キズだけならいいのですが、液晶破損だけは避けたいところでして。(サファイアガラスがどこまで頑丈かは未知数・・・)
      自分のスタイルに合ったギア探しをしてる時って最高に楽しいものですよね。悩んで悩みぬいた末に手にしたギアを愛でる幸せ(笑 目的達成のための道具と割り切れない、ギアの魅力に取り憑かれた男のレビューです。これからもブラティンさんの物欲を刺激してまいりますのでご注意ください。

  • ハジメマシテ。この度、同じ寄稿先に記事を提供することになりましたRinkoと申します。
    レビューについて心掛けていること、とても素直に頭と心に入ってきます。
    もちろん最後までちゃんと読みましたよ!

    心掛けていることは全くもって同じですが、ギアについて熱く語るには私はまだまだ未熟者なので
    またここに来て勉強させて頂ければと思います。
    っというか勝手に遊びに来ますw

    • Rinkoさん

      はじめまして!
      Rinkoさんのお話聞いており記事もとても楽しく読ませていただきました。
      未熟も何も、、すごくわかりやすくまとめられていて勉強させてもらったのはこちらです(笑
      GW明けは都合つかなかったそうで、また近いうちどこかでお会いできることを楽しみにしています。

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